
産後1年を過ぎたあたりから気になりだした「産後の顔のたるみ・しわ」
今までなかったものが、急に気になりだして焦りを感じ、このまま老け顔を突き進むのか不安を感じ始めました。
やばい!
産後の育児に時間を取られ、自分のスキンケアを怠ってきた代償が出てしまったようです。
そこで「このままじゃまずい!」と覚悟を決め、「顔のたるみ」「顔のしわ」を改善させる若返りプロジェクトを始動しました。
この記事では、そんな私が実践したスキンケアテクニックの中で、特にオススメできる方法を6つ紹介しています。
全て自宅でできる方法ですし、高価な化粧品を購入することもありません。
一般的に大事と言われていることを実践しただけです。
- しわが増えた
- くすみが気になる
- たるみが原因で老け顔に
最近特にお悩みの方は、ぜひこの記事をご覧いただき、自宅で始められるケアを始めてみてはいかがでしょうか。

産後の肌トラブルを引き起こす5つの原因
スキンケア法を紹介する前に、まずはたるみやしわの原因を理解しておく必要があります。
産後の老け顔に見える肌トラブルはなぜ起こるのでしょうか?
それではシワやたるみなど、老け顔に見える肌トラブルがおこる原因を解説します。
ホルモンバランスの変化
産後は妊娠中に増えたホルモンバランスが、急激に低下することにより、ママの体にはさまざまな変化がおこります。
肌の不調もその一つですが、ホルモンバランスが正常に戻ると、不調は徐々に改善されていく傾向にあります。
ですが、スキンケアをおこたると、ホルモンバランスが戻っても、老け顔は解消されず・・・なんてことになりかねませんので、スキンケアはとても大事になってきます。
スキンケアの時間がない
産後ママは授乳や育児、家事に忙しく、自分のことは後まわしになることが多いです。
老け顔対策にはスキンケアがとても大事ですが、お手入れをする時間がとれずに、肌トラブルが悪化し、ますます老け顔になってしまうという、悪循環になっているママも多いようです。
忙しい一日のなかでも、自分へのご褒美タイムとして、お肌のケアをする時間を確保したいものです。
育児ストレスで刺激に弱い肌になる
産後は育児に時間をとられ、自分の時間がなかなかとれず、育児ストレスで体の不調を感じているママも多いでしょう。ストレスは産後の肌荒れの原因になります。
人はストレスを感じると代謝機能が低下し、自立神経のバランスが乱れます。
その結果、血行不良になり、皮膚の温度が低下。肌のバリア機能が低下し、外部刺激が侵入しやすくなり、肌トラブルがおこりやすくなります。
寝不足でターンオーバーが乱れる
赤ちゃんのお世話は、24時間体制ですので、まとまった睡眠時間がとれずに、いつも寝不足でフラフラというママも多いのではないでしょうか。
私たちの肌は眠っている間に、ターンオーバーが起こります。ターンオーバーとは、肌の奥で生まれた細胞が、少しずつ上に押し上げられていき、約4週間かけて、一番上までたどりつくと、垢として剥がれ落ちる一連の流れのことを言います。
ターンオーバーは寝ている間に起こり、お肌は新しく生まれ変わります。つまり、寝不足が続くと肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、シワやしみなどの肌トラブルがおきやすいということになります。
偏った食生活で肌も栄養不足になる
食生活が乱れ、栄養バランスがかたよると、さまざまな肌トラブルを招き、老け顔の原因に。
肌は小さな細胞が集まってできています。その細胞は食事から摂った栄養を元に育ち、私たちの体を作っています。栄養バランスが乱れると、細胞に栄養が届かず、肌荒れの原因になります。
産後ママはゆっくり食事を食べる時間もないかもしれませんが、なるべく栄養バランスのとれた食事を摂り、栄養が不足しないように心がけ、細胞のすみずみに栄養をいきわたらせましょう。
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【基本】エイジングケアできて刺激が少ない保湿剤を使う
産後はホルモンバランスの変化により、肌が乾燥しやすくなっています。
肌の乾燥を防ぐには、保湿が大切です。洗顔のあとや入浴のあとは、かならず保湿剤で肌を保湿しましょう。
また、肌の保水力が弱まっていますので、保湿をしてもすぐに乾燥する場合もありますので、こまめに保湿をすることもポイントです。
ふだんより高保湿力のある化粧水やクリームなどで、肌を乾燥から守りましょう。
産後は肌が敏感になり、刺激に弱くなっていますので、保湿剤は低刺激の肌にやさしい成分のものをえらびましょう。

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紫外線対策をする
紫外線を浴びると、しわが増える、シミ・そばかすが増える、たるみがひどくなる、大人ニキビができるなどの肌トラブルの原因に。
さらに産後はホルモンバランスの変化により、メラニン色素が過剰に分泌されます。
紫外線の影響がでやすい状態ですので、いつも以上に紫外線対策をしないと、しわやシミ・そばかすが増えてしまいます。
外出する際は、かならず日焼け止めを塗り、帽子や日傘などのアイテムで、紫外線を浴びないようにしましょう。
くもりの日でも紫外線がふりそそいでることをご存知ですか?

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フェイスマッサージやエクササイズをする
老け顔の原因、たるみやほうれい線は、表情筋が衰えることで、皮膚の重みを支えきれず、肌がたるみますので、表情筋を鍛えることが改善の近道です。
表情筋を鍛える方法は、表情筋エクササイズ、顔ヨガなどがあります。
また、リンパマッサージなどで、老廃物を流してあげると、血流がよくなり、むくみがとれ、フェイスラインが整います。

十分な睡眠をとる
赤ちゃんは昼夜関係なく、お腹がすくと泣き、オムツがぬれたら泣き、そのたびにママはお世話をしなければいけません。
赤ちゃんにあわせた育児生活中は、どうしてもママの生活リズムは乱れがちで、ほとんどのママが寝不足の状態ではないでしょうか。これでは肌トラブルになるのも仕方がありませんよね。
ですが、美肌のため、さらにはママの体調のためにも、十分な睡眠をとることはとても大切です。
寝ている間にターンオーバーが起こり、新しい肌に生まれ変わるので、睡眠不足はターンオーバーが乱れ肌荒れの原因に。
たまには、赤ちゃんが寝ている間は、たまっている家事などをせず、一緒に寝てしまいましょう。少しの時間でも睡眠をとると、スッキリして疲れもとれます。
赤ちゃんが成長すると、寝る時間も徐々に長くなります。そうなるとママもまとまった時間、睡眠がとれるようになります。

栄養のある食事をとる
老け顔を治すためには、スキンケアだけではなく、食事も大切です。
赤ちゃんのお世話で食事が不規則になるママもいるかもしれませんが、老け顔解消のためには食事の栄養は欠かせません。
肌の細胞が栄養不足になると、肌荒れがおき、老け顔の原因になりますので、栄養バランスを考えて食事をとりましょう。
とくに積極的に摂りたい、美肌のための食べ物は、パプリカやブロッコリーなど、ビタミンCを多く含むものがおすすめです。
ビタミンCはコラーゲンを作り、抗酸化物質を多く含み、アンチエイジング効果が高い栄養素です。

ストレスをためない
ストレスはお肌の大敵です。心の不調はすぐ肌トラブルに現れます。
むずかしいかもしれませんが、できるかぎり、ストレスをためない生活を心がけましょう。
パパが家にいるときは、赤ちゃんのお世話をまかせて、自分ひとりの時間をもつと、ストレス解消になります。
少しずつ、パパもお世話ができるように、練習させてみましょう。意外とお世話上手だったりするかもしれませんよ。
また、赤ちゃんが寝ているあいだに、たまっている家事をこなすママもいると思います。
たまには、がんばっている自分へのご褒美として、スキンケアタイムにしてはいかがでしょうか。
お気に入りの化粧品で、保湿ケアをすると、リラックスでき、ストレス解消になります。

出産後に急に老け顔に見える4つの肌トラブル
なぜ、人は老けて見えるのでしょうか?ここでは、老け顔に見えるおもな肌トラブルを4つ解説します。
老け顔の原因①「しわが増える」
顔にしわが増えると、一気に老け顔に見えてしまいます。
しわとは、肌にできる溝のこと。実はしわの種類は大きくわけると3つあります。
乾燥じわ
肌が乾燥するとできる、ちりめん状のしわです。
目じりや目頭部分など、目のまわりに出やすいしわです。保湿をするとある程度、改善が期待できますが、なにもせずに放置すると、しわが増えてしわ同時がつながり、やがて大きなしわになってしまいますので、早めにケアをすることが重要です。
紫外線じわ
紫外線ダメージにより、ハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少することでできるしわです。
額にできる横じわなど、深くできるのが特徴です。
表情じわ
笑ったりする表情を繰り返すことで、肌が折りたたまれてできるしわです。
折りたたみじわができても、ハリがある肌なら、すぐに元に戻りますが、乾燥や加齢などでハリを失うと、元にもどらずそのまま定着してしわになってしまいます。
老け顔の原因②「たるみ、ハリがなくなる」
たるみの原因は、肌の弾力低下、筋肉の衰えにより、皮下脂肪を支えきれずに、皮膚がたるみ、肌のハリが失われることで起こります。
また、妊娠・出産による急激な体重の増減により、皮膚の弾力が失われたときにも起こります。
ハリがなく、たるんだ顔は老けてみえますので、マッサージやエクササイズで筋肉を活発に動かすことが効果的です。

老け顔の原因③「ほうれい線、ゴルゴ線が目立つ」
口元にできるほうれい線やゴルゴ線は、重力でたれ下がった頬のたるみが原因です。
頬の皮下脂肪を支える力が低下すると、ほうれい線が深く・長く目立つようになり、老け顔の印象に。
対処法はたるみと同様、マッサージやエクササイズで筋肉を鍛えると効果的です。
老け顔の原因④「シミ、くすみ、クマ、疲れ顔が目立つ」
肌に透明感がなく、くすんでいたり、シミが増えたり、目の下にクマがあると疲れてみえて、一気に老け顔の印象に。
シミやくすみ、クマの原因は、紫外線によるメラニンの増加、寝不足、ストレスや疲れなどによる血行不良やビタミン不足など、いくかの要因が絡み合っておこります。
対処法は肌の新陳代謝を高める効果のあるスキンケア商品で、保湿やマッサージケアが効果的。
また、肌は寝ている間に、生まれ変わります。ですから、十分な睡眠や休息をとると、あたらしい肌に生まれ変わり、くすみやクマがとれ、顔色が明るくなります。
まとめ
産後のさまざまな肌トラブルは、スキンケアやマッサージ、食事や生活習慣を改善することで改善できます。
あなたもできることからはじめて、カサカサだった肌がうるおい、調子が良くなるのを感じてください。
また、日常生活であまりがんばりすぎないこともポイントです。
子育て中はストレスを感じやすいので、肌の調子が悪くなりがち。適度に力をぬいて、1日の中でなるべくひとりでリラックスする時間を確保してください。
おだやかな気持ちで、毎日を過ごすと、肌やカラダの調子もよくなり、気づいたら老け顔も解消されていきます。
かわいい我が子のためにも、老け顔を解消して、いつまでも若々しいママでいたいものですね。