ネットや雑誌で最近、ジワジワ話題になっているのが、飲む日焼け止めです。
海外のモデルや美容家から火がついて、日本でも知られるようになってきました。
塗るタイプの日焼け止めとは違い、肌への負担が一切なく、全身のUVケアが可能なので、忙しいママに特にオススメです。
すでに海外製品を中心に数十種類が販売されていますが、中には、有効成分が一定量に達していないものや、サポートサービスが十分ではなく安心して利用できないものがあります。
そこでこのページでは、効果、成分、そして国内生産に着目して、本当にオススメできる製品だけを選びランキング形式でまとめました。
「飲む日焼け止めを選ぶときのポイント」や「使い方のコツ」などの情報も詳しく書いています。
「飲む日焼け止めを試してみたいけど、なにがいいか分からない」という場合は、ぜひ参考にしてみてください。
飲む日焼け止めの仕組み
ランキングをオススメする前に、まずは飲む日焼け止めの仕組みについて、簡単にご紹介します。
飲む日焼け止めは、有効成分配合の錠剤を服用することで、日焼けによって起きる肌へのダメージを最小限に抑えるサプリです。
紫外線は人体に有害な物質をたくさん含んでいるため、大量に浴びると身体を守るために体内で活性酸素がうまれます。
活性酸素は適正な量であれば身体を守りますが、増えすぎればシミ、シワ、たるみのほかに動脈硬化などの病気を引き起こします。
飲む日焼け止めの主成分である「フェーンブロック」や「ニュートロックスサン」は、高い抗酸化作用があり、体内で発生したこの活性酸素を取り除く働きがあるのです。
塗る日焼け止めのように直接、紫外線を防ぐわけではなく、活性酸素を除去する抗酸化作用によって体内から肌を守ります。
飲む日焼け止めを選ぶときに外せない3つのポイント
海外製品を中心にすでに多くの飲む日焼け止めが販売されています。
ですが、SPF/PA値のような日焼け止めを選ぶ基準になるものがないので、自分に合った製品を選び出すことは難しいです。
なかには割高な製品だったり、広告に記載されているような効果が得られない製品もあります。
そこで飲む日焼け止めを選ぶときに失敗しないための、外せないポイントを3つにしぼってまとめました。
飲む日焼け止めを選ぶときの参考にしてください。
ニュートロックスサンが一定量配合されていること
ニュートロックスサンは成分の商品名で、シトラス果実とローズマリーから抽出したエキスのことです。
成分表記には、シトラス果汁・ローズマリー葉エキス末と記載してあります。
国内生産の飲む日焼け止めのほとんどはニュートロックスサンが主成分です。
飲む日焼け止めを選ぶ場合は、このニュートロックスサンが250mg以上配合されているものを選びましょう。
ボランティア10名に対してニュートロックスサンを250mg毎日服用させたところ、紫外線に対する予防効果が57日後に34%、85日後に56%まで上昇したという研究結果があります。
規程量を摂取すれば、高い紫外線予防効果が期待できます。
ニュートロックスサンの一日推奨量250mg以上が配合されている製品は、日傘のロゴマークがパッケージに記載されています。
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美容成分配合で、日焼け後の肌ケアとして活躍できること
飲む日焼け止めの中には、肌のターンオーバーをうながすプラセンタや、ローズポリフェノールといった美白効果の高い美容成分が配合されているものがあるので、これらを積極的に選ぶようにします。
特にプラセンタは重要です。
肌のターンオーバーは30代を境目に急激に衰えます。
ターンオーバーの機能が低下すると、古い角質層が厚くなり、シミが目立ったり、肌がくすんで見えます。
つまり日焼けによるダメージが表にあらわれやすくなるのです。
そこでプラセンタ配合の飲む日焼け止めを服用することで、肌のターンオーバーをうながし、シミやシワ、肌のくすみを防ぎます。
30代以降の肌を守るためには、日焼け後の肌ケアは欠かせません。
積極的に摂りたい美容成分
- プラセンタ
- ローズポリフェノール
- ビタミン
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サポート体制が整っている日本製で、安心して続けられること
飲む日焼け止めは、製品の安全性が高く、サポート体制も整っている日本製がオススメです。
火付け役の「ヘリオケア」をはじめ、飲む日焼け止めは海外製品が多いです。
ですが海外製品は国によって添加物、遺伝子組み換え食品の使用制限が異なっていたり、工場の管理基準が曖昧だったりと安全性に疑問が残ります。
国内製品の場合は、
- 食品衛生法によって添加物、遺伝子組み換え食品の使用が制限されている
- JAS法によって原材料の表記が義務付けられている
など安全性が国によって保障されています。
また工場内での入荷、製造、出荷に至るまで品質管理も徹底されているので安心です。
疑問や不安があった場合、電話やメールですぐに問い合わせができる環境も服用を続けていく上では大切です。
子育て中のママにオススメしたいこだわりの飲む日焼け止めランキング
「子供の世話があるので、日傘をさしたり、アームカバーをすることが難しい」
そんなママでも、飲む日焼け止めなら服用するだけで全身の紫外線対策ができます。
けれど国内・国外を含めて、飲む日焼け止めはたくさんの種類が発売されています。
成分ひとつとっても違っていて、どれが一番、効果があるのか調べるのは大変です。
そこで、飲む日焼け止めを選ぶときに外せない3つのポイントをすべてクリアした飲む日焼け止めの中から、特にオススメの5つの製品をランキング形式でまとめました。
【第1位】ホワイトヴェール
商品名:ホワイトヴェール
価格:初回限定2,480円円/60錠
ニュートロックスサン配合量:250mg/4錠
- ニュートロックスサンが一日分(4錠服用)で250mg摂取でき、紫外線予防効果があります。
- プラセンタ配合なので、肌のターンオーバーが衰え、シミやくすみが気になっている30代女性に特にオススメです。
- 美白成分配合なので、すでに日焼けしてしまい黒くなった肌にも有効です。
- 国内のGMP認定工場でつくられているので、高品質で安全です。
- 90日間の返品保障制度のほか日焼け止めジェルも無料でついてくるので、お得に試すことができます。
ホワイトヴェールは高い紫外線予防効果のほか、アンチエイジングや美白効果もあるので、手軽にキレイが実現できます。
「すでに日焼けしてしまった」「シミやシワ、たるみが気になる」というママには特にオススメです。
※定期購入縛りはありません。
【第2位】インナーパラソル16200
商品名:インナーパラソル16200
価格:3回継続5,600円/60錠
ニュートロックスサン配合量:250mg/2錠
- 1錠あたりのニュートロックスサン配合量は、飲む日焼け止めの中で最も高いです。
- 紫外線防止に特化するならば、インナーパラソル16200がオススメです。
- 美容成分はビタミンなどが主で、アンチエイジングや美白効果はありません。
インナーパラソル16200は日焼け止め防止に特化しています。
「どうしても日焼けしたくない」というママにオススメです。
【第3位】ポルク
商品名:ポルク
価格:定期6,980円/60錠
ニュートロックスサン配合量:250mg/5錠
- ホワイトヴェール同様、美容成分が豊富に含まれています。
- クロセチンやリコピンなど高い抗酸化作用のある成分が含まれているので、シミやシワ、肌のくすみなどの改善に効果が期待できます。
- 1錠あたりのニュートロックスサンの含有量は50mg程度なので、紫外線防止効果はやや弱めです。服用量を増やさなければならないので、コストパフォーマンスはあまり良くありません。
【第4位】雪肌ドロップ
商品名:雪肌ドロップ
価格:3回継続6,480円/60錠
ニュートロックスサン配合量:不明/一日4錠推奨
- アムラやリンゴベリーをはじめ、ほかの飲む日焼け止めには配合されていない美肌効果のある成分が含まれています。
- アンチエイジング、美白効果などのほかに、ビタミンやミネラルも豊富なので、健康維持にも効果が期待できます。
- ニュートロックスサンの一日推奨量をクリアしていないので、紫外線防止という観点から見ると効果は低いです。
【第5位】ビセットホワイト
商品名:ビセットホワイト
価格:定期4,280円/60錠
ニュートロックスサン配合量:不明/一日2錠推奨
- 赤ワイン、ブドウ、ライチなどポリフェノールを含む成分がほかの飲む日焼け止めに比べて特に豊富なので、アンチエイジング効果が高いです。特に日焼けによるシミやシワに悩んでいる場合にはオススメです。
- 90日間の返品保障があり、定期コースのしばりなどもないので、制度的にも安心です。
- 雪肌ドロップ同様、ニュートロックスサンの一日推奨量をクリアしていないので、紫外線防止という観点から見ると効果は低いです。
絶対に日焼けしたくないママ必見!飲む日焼け止めの使い方3つのポイント
塗るタイプやスプレータイプなどの一般的な日焼け止めと比べて、飲む日焼け止めは使い方や効果の出方が異なります。
そこで飲む日焼け止めの効果を100%引き出すための使い方のポイントを3つご紹介します。
「絶対に日焼けしたくない」
というママはぜひ試してみてください。
外出の30分前に服用する
飲む日焼け止めは薬ではないため、服用に関する時間帯の指定などはありません。
ただし紫外線にあたりはじめる30分前に服用すると、抗酸化作用、DNA保護作用で、日焼けによるシミが予防できるといわれているので、遅くとも外出の30分前に服用することがオススメです。
特に国内生産の飲む日焼け止めの主成分であるニュートロックスサンは、持続時間は長いですが、効果が出るまでに少し時間がかかるのが特徴です。
朝の身支度のときにあわせて飲むなど工夫すると良いでしょう。
30分より前に飲む分には問題ありません。
2ヵ月以上服用する
飲む日焼け止めは、使い続けるほどに紫外線に対する抵抗力が強まります。
ボランティア10名に対して行った実験では、ニュートロックスサン250mgを約2ヵ月間服用したところ、紫外線に対する予防効果は34%、約3ヵ月後には56%まで上昇しました。
海やプールなど紫外線の強い場所へ行くことがあらかじめ分かっている場合は、事前に服用をはじめることで高い紫外線予防効果が得られます。
計画的に服用しましょう。
なお数日~1ヵ月程度の短期間では十分とは言えません。
紫外線予防効果を最大限引き出すためには、最低でも2ヵ月以上服用することが大切です。
塗る日焼け止めと併用する
飲む日焼け止めは紫外線によって受けたダメージを内側からケアします。
ダメージのもとである紫外線を塗る日焼け止めである程度シャットアウトできれば、日焼け対策としてより強いものになります。
ただし塗る日焼け止めは汗や衣服のこすれで落ちやすく、頭皮には塗れないなど弱点があるので紫外線を100%防ぐことはムリです。
塗る日焼け止めはあくまでもサポートとして、メインは飲む日焼け止めで全身の紫外線対策をしっかり行います。
特に日焼け止めを塗っていても日焼けしてしまう場合や、プールや海、山など紫外線が強い場所へ行く場合は、飲む日焼け止めで身体の内側から、塗る日焼け止めで身体の外側から二重の紫外線対策をすることをオススメします。
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飲む日焼け止めに関するQ&A
飲む日焼け止めに関するよくある質問について、まとめました。
皮膚科での処方の有無や子供の服用に関することなどを書いています。
特に子供といっしょに服用を考えている場合は、必ず一読するようお願いします。
飲む日焼け止めは皮膚科でも処方されているの?
一部の美容皮膚科で処方されています。
その場合は「ヘリオケア」という海外製の飲む日焼け止めが処方されることがほとんどです。
「ヘリオケア」は飲む日焼け止めの元祖といわれる製品で、主成分は植物のシダから抽出される有効成分です。
即効性はありますが、持続時間が短いのが特徴です。
美容皮膚科で「ヘリオケア」をはじめとする飲む日焼け止めを処方される場合は、診察代を含めて5,000~7,000円の実費負担がかかります。
子供といっしょに使うことはできるの?
飲む日焼け止めを子供が服用する場合は、小学生以上が推奨されています。
植物由来の天然成分でできた飲む日焼け止めですが、錠剤をかためるために微量の添加物がくわえられています。
飲む日焼け止めはその性質上、長期間の服用が前提となっています。
健康な大人にとっては影響のない量でも、発育段階にある子供にとっては悪影響がないとは言い切れません。
未就学児の子供への服用は避けることが賢明です。
まとめ
日焼けによる肌のくすみやシミ、シワは一度できると治すのに時間がかかります。
そのまま放置すれば、肌老化として見た目にもあらわれてしまうでしょう。
けれど子育て中はなにかと忙しく、完璧なUVケアを目指すことは難しいです。
そこで飲む日焼け止めを使って、全身のUVケアを手軽にはじめてみてはいかがでしょうか。
特にランキング上位のホワイトヴェールなら、美容効果も高いので、すでに日焼けしてしまった肌にも効果があります。
明日のキレイはこの瞬間にかかっています。まずはお試しからはじめてみましょう。