「このボコっとしたししゃも足、どうにかしたい!」
私もちょっと前までそう思っていた1人です。
学生時代は運動部で鍛えた私のふくらはぎ。
社会人になってからは、そこに脂肪も乗って、見るのも悲しいほどに。
ししゃも足って、筋トレによってふくらはぎに筋肉が付くイメージですよね。
でも実は、日々の生活スタイル次第で、筋トレをしなくてもししゃも足になってしまうんです。
シシャモ足が嫌で数か月前から解決策を日々試してみているけど、昔のしゃしんと見比べてもそんなに変わっていなくてもっと何かしないとなぁと思いました。
— 夕立 (@shower_rains) 2017年10月14日
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上記のように、「ししゃも足」に悩んでいる方は多いみたいですね。そして、対策をしても変化しずらい場所なので、対策を諦めてしまう人がほとんどのようです。
でも、対策しても効果がないのは「やり方が間違っているだけ」
日常生活の改善によって、今より改善する可能性は十分あります。
ポイントは「マッサージ、正しい姿勢、食生活の改善」。
そこで、今回の記事では、ししゃも足を治したいあなたに向けて、私の実践したししゃも足の改善策を中心にご紹介していきます。

ししゃも足は2種類!あなたの足は筋肉・脂肪タイプのどちら?
ししゃも足とは、ふくらはぎがボコっとしており、足首との差が目立ってしまうことで太く見えてしまう足のことを言います。
その姿が子持ちししゃものお腹のように膨らんで見えることから、「ししゃも足」と呼ばれるようになりました。
ししゃも足には大きく2種類あります。「筋肉タイプ」と「脂肪タイプ」です。
- 筋肉タイプ:つま先立ちをした時にふくらはぎががっちり固くなる
- 脂肪タイプ:つま先立ちをしても、ふくらはぎに弾力がない(筋肉の上に脂肪が乗っている)
自分のふくらはぎがどちらのタイプか、まずは観察してみてください。

原因は運動だけではない!日常生活でししゃも足になる4つの理由
ししゃも足と聞くと、「筋トレが原因」と思うかもしれませんね。
しかし、実は、日常生活の中でもししゃも足になる原因はたくさんあるんです!
理由は主に4つあります。
運動・筋トレ
ふくらはぎには腓腹筋とヒラメ筋の2種類の筋肉があります。
外側にあるのが腓腹筋で、鍛えると太くなります。
内側にあるのがヒラメ筋で、鍛えても太りにくい筋肉です。
もしあなたが普段スポーツや筋トレを行っている場合、腓腹筋が鍛えられた結果、「筋肉タイプ」のししゃも足になっているといえます。
筋肉が付いた足自体は、とても健康的で美しいです。
しかし、もしあなたが今回この記事を見ている(ししゃも足を治したいと思っている)のであれば、一度筋トレを止めて、腓腹筋を細くする対策に切り替えてみると良いでしょう。
姿勢や歩き方が悪い
日本人には猫背が多いと言われています。
立っている時に姿勢が悪いと、片方の足だけに余計に体重をかけることになり、左右バランスの崩れを補おうとしてふくらはぎの腓腹筋が発達してしまいます。
もし運動していないのにししゃも足になっているのであれば、姿勢や歩き方が原因の「脂肪タイプ」のふくらはぎかもしれません。
靴底やかかとの減り方を見て、自分の歩き方の傾向をつかんでみましょう。
X脚やO脚
ふくらはぎの発達は、X脚やO脚など足のゆがみが原因のこともあります。
特に、日本人女性の8~9割がO脚といわれています。
先ほどの「姿勢や歩き方が悪い」の項目と同じで、足がゆがんでいることで左右均等に体重をかけることができず、腓腹筋が鍛えられてしまいます。
軽度なX脚やO脚であれば、簡単なエクササイズで改善できますが、それでも改善されないようであれば、整体で矯正してもらうと良いでしょう。
むくみや冷え
ふくらはぎにある腓腹筋とヒラメ筋は、どちらも下半身に集まった血液・リンパ液を心臓に戻すという大切なポンプ機能を担っています。
しかし、むくみや足の冷えが原因でふくらはぎの血流が悪くなると、代謝が落ちて老廃物がふくらはぎにたまり、「脂肪タイプ」のししゃも足になってしまいます。

ししゃも足からスラリとした足になるために絶対必要な3つの対策
ししゃも足を卒業してスラっとした足を手に入れたい!
そんな時におすすめなのが、以下の3つです。
あなたのふくらはぎ「筋肉タイプ」「脂肪タイプ」に最適な対策を取ってみてください。
マッサージ
「筋肉タイプ」「脂肪タイプ」いずれの足にも効くのが、ふくらはぎのマッサージ。
筋肉をやわらかくしてリンパや血流の流れを良くしましょう。 イメージは「筋肉をほぐす」です。
ベストタイミングはお風呂上り。
全身の血行が良くなっているので、ボディクリームなどを使って肌への摩擦を減らした状態で足首から膝裏までマッサージしていきましょう。
正しい姿勢とウォーキング
「脂肪タイプ」の場合、正しい姿勢とウォーキングを手に入れることが何よりも大切です。
以下を常に意識してみてください。
- 上半身を上に引き上げる
- 1本の線の上を歩く
- あごを引く
- 重心はかかとに置く
なお、歩くときは1歩1歩ゆっくり歩くと良いです。
早歩きや大股歩きをすると、瞬発的にふくらはぎに力を貯めようとしてしまうため、ふくらはぎの腓腹筋が発達してしまいます。
また、ハイヒールもつま先立ちで歩いているようなものなので、同じく腓腹筋が発達します。
もしヒールの高い靴を履く必要があるのなら、せめて太いヒールにしてかかとにも重心をかけられるようにすると良いでしょう。
連日仕事の都合でヒールを履いたんだけど、ふくらはぎがパンパン。
ヒールって浮腫みとししゃも足の原因になるのよね。
履かなきゃいけない時は仕方ないけど、脚を考えるとスニーカーが1番よね。
ヒール履いた日は普段よりしっかりケアをしないとね。
— 美 よう子 (@debuokama) 2018年3月21日
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食生活の改善
脂肪タイプ、特にむくみと冷えが原因の場合は、食生活の改善が必要です。
むくみの場合、アルコールや塩分の多い食事は体の中に水分を蓄える原因となるため、控えたほうが良いです。
塩分量を控えた料理を意識したり、体内からの塩分排出を促すカリウム(バナナなどの果物)を多めに取るようにしましょう。
冷えの場合、冷たいものを控えるイメージはあるかと思います。
実は、甘いもの(白砂糖)にも体を冷やす効果があるんです!
体を温めるためには、不要な糖分は控えつつ、根菜やショウガなどを食べると良いですね。
その他、筋肉をやわらかくするのに効果的なのは、クエン酸です。
疲労回復効果も期待できます。
代表的なものは、柑橘系、酢、梅干しなどです。
食事の中で取り入れてみましょう。
【体験談】学生時代の部活で鍛えられたふくらはぎ。そこにむくみが重なった足が細くなるまで
私は学生時代、バドミントン部に所属しており、ザ・ししゃも足の持ち主でした。
思春期の頃は、このがっちりとしたししゃも足が嫌で仕方なかったです。
そのため、部活を引退して以降は、むしろ運動を避けるように。
社会人になってからも、もちろんスポーツとは無縁の生活をしていました。
そして、今度はむくみが気になり始めます。
通勤時間は長く、また会社ではデスクワークの日々。
さらに、出産後は、年齢のせいもあってか、むくみのひどさが目立つようになりました。
もともと筋肉質だった足に、むくみで脂肪が乗る。
見た目にもガッカリな足に、とてもショックを受け、しまいには家庭不和に発展!?
それから一念発起し、マッサージと食事改善などに取り組んだ結果、今ではすっきりした足を手に入れられました!
具体的にどのような対策を取ったかは、以下の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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まとめ
ししゃも足には「筋肉タイプ」と「脂肪タイプ」の2種類があります。
一般的に筋トレでししゃも足になってしまうという印象が強いかと思いますが、それは「筋肉タイプ」のふくらはぎの場合。
実は、「脂肪タイプ」のふくらはぎには、日常生活が大きく影響しています。
特に、姿勢の悪さ、X脚やO脚、冷えやむくみは、ふくらはぎ太りの大敵!
もし、ししゃも足から卒業したいのであれば、マッサージ、正しい姿勢やウォーキング、食生活の改善は必須です。
あなたも日常生活の改善に取り組み、すっきりしたふくらはぎを手に入れましょう!