「妊娠中にできたシミを一刻も早く消し去りたい!早く消すにはレーザー治療がいいって聞くけど、産後いつから始められるの?」
「産後のレーザー治療に副作用はないの?」
「シミ取りのレーザー治療って高いんじゃないの?」
シミを消す方法として最も効果的なシミ取りレーザー。
その方法が効果的なことはわかっているけど、ハードルが高くてなかなか試せないのが本音ですよね。
私もその一人。
以前、本気でシミ取りレーザー治療を受けようと調べ尽くしたわけですが、その時にわかったことがたくさんあります。
それは、シミのレーザー治療について間違った認識を持っていたし、それに新たな発見がたくさんあったということです。
そこでこの記事では、シミ取りレーザー治療に関して、私が調べた情報を共有します。
- 産後レーザー治療でのシミ取りはいつから可能なのか
- レーザー治療の種類や料金
- シミを早くきれいに消し去るために知っておきべきレーザー治療の知識
- 安心して治療を受けられる有名クリニックと料金相場

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シミ取りレーザー治療は産後いつからできる?妊娠中・授乳中もできる?

妊娠中にシミができて「早くこのシミを何とかしたい!」とレーザー治療を検討する女性は多いですが、妊娠中や授乳中のシミ取りレーザー治療は受け付けていないクリニックがほとんどです。
レーザー自体が胎児に影響を及ぼすわけではありませんが、
- レーザーの照射時の痛みを我慢するときにお腹に力が入り流産の危険性を高めてしまうこと
- レーザー治療と合わせて服用して効果を高める内服薬を妊娠中は飲むことができないこと
などが理由としてあげられます。
また産後でもレーザー治療と合わせて服用する内服薬の影響で、母乳が出にくくなることがあります。
そのため妊娠中や授乳中のレーザー治療は控えて卒乳後に受けるようにしましょう。

サプリもレーザーも出来ない授乳中に最適なシミ対策
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そもそも妊娠中や産後にシミができるのはなぜ?その原因

シミをレーザー治療で消す場合、シミの種類によって治療方法やレーザー機器の種類、料金も異なります。
治療するシミができた原因・シミの種類を確認せず誤った治療を施すことで逆にシミが濃くなることもあります。
シミと言えば紫外線でできるものだと思いがちですが、妊娠中や産後にできるシミは必ずしも紫外線だけが原因ではなく、女性ホルモンが関係している可能性も。
そこでここでは、妊娠中や産後にできやすい2種類のシミとその見分け方、原因について解説します。
これを参考に、自分のシミがどれに当てはまるのか考えてみてください。
女性ホルモンが原因の「妊娠性肝斑(にんしんせいかんぱん)」
妊娠中や、産後に現れやすいのが妊娠性肝斑(にんしんせいかんぱん)。
妊娠性肝斑は、妊娠中に過剰に分泌される女性ホルモンにより黒褐色の色素であるメラニンが過剰に生成されて現れるシミです。
さらに産後のストレスが原因で産後になって現れたり、濃くなったりもします。

産後ホルモンバランスが整うと2か月~1年で自然と消えることが多いのですが、産後ストレスでホルモンバランスが乱れていると出産後になって現れたり、産後になってもなかなか消えないことがあります。
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紫外線が原因の普通のシミ(老人性色素斑)
妊娠中はホルモンバランスが乱れている影響で刺激を受けやすくなっていて、紫外線によるシミ(老人性色素斑)もいつも以上にできやすい状態。
紫外線によってできる普通のシミは、シミの境界線がはっきりしていて、直径数ミリから数十ミリのさまざまな大きさの丸い斑点です。
たまたま左右対称にできることもありますが、基本的に左右対称ではありません。
このシミは小さなころから浴びてきた紫外線の影響で少しずつ生成されたメラニンが、長年蓄積されてできるもの。
そのため産後体調が落ち着いても消えない場合がほとんどです。
美容クリームだけに頼ってもダメでした
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シミ取りレーザー治療の種類と料金

シミの種類や特徴が分かったところで、次はシミとレーザー機器の種類別の詳しい料金について見ていきましょう。
シミ取りのレーザー治療の料金は主に以下の4点によって違ってきます。
- 治療するクリニック…
自由に料金設定ができるため、クリニックごとで料金は異なる - 使用するレーザー機器…
シミの種類や肌の状態により使用するレーザー機器が異なり、どの機器で照射するかによって異なる - 照射範囲…
消したいシミの大きさ、照射する範囲の広さによって異なる - 照射回数…
1回の照射で消えるのか、期間を空けて何回か照射しなければ消えないのかによって異なる
治療前のカウンセリングでシミの種類やシミの状態、肌状態を診断してもらい、どのレーザー機器でどのくらいの範囲を、何回照射するかといったことを確認して料金を提示してもらいます。

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Qスイッチルビーレーザー(紫外線によるシミ)
Qスイッチルビーレザーは、紫外線によるシミやそばかすの治療のために多くのクリニックで使われている代表的なレーザー機器です。肝斑の治療には使われません。
皮膚の奥に蓄積したメラニンに集中的にレーザーを当てることで、効果的かつ周りの皮膚を傷つけることなくシミの治療が可能。
レーザー照射時には輪ゴムで肌をパチンとはじかれたようにチクっとしますが、基本的には1回の照射で終わることができます。
いくつかの大手クリニックのQスイッチルビーレーザーを使うシミ治療の料金をまとめてみました。
クリニック | 照射範囲 | 料金 |
湘南美容クリニック (おすすめ) |
2mm以下 | 2,430円 |
4mm以下 | 4,050円 | |
6mm以下 | 5,670円 | |
10mm以下 | 8,100円 | |
16mm以下 | 13,770円 | |
22mm以下 | 18,630円 | |
30mm以下 | 24,300円 | |
シロノクリニック | 5mm以内 | 5,400円 |
1cm×1cm | 21,600円 | |
エルテ大塚クリニック | 1照射(4~5mm) | 1,080円 |
※範囲に応じて別料金設定 | ||
よしき皮膚科クリニック銀座 | 1cmまでのもの1個 | 4,320円 |
大塚美容形成外科 | 5照射 | 10,800円~ |
2019年1月現在の税込料金。最新の金額はクリニックのHPやカウンセリングなどで確認してください。
Qスイッチルビーレーザーの料金は、5mmまでで1,000~5,000円ほどです。(別途薬代や麻酔代がかかる場合があります)
照射後7~10日ほどは照射部に茶色や透明のテープを貼る必要があり、7~10日ほどで照射した部分がかさぶたとなってシミと一緒に剥がれ落ちます。

ポイント
- 紫外線によるシミやそばかすを消す
- 5mmまでで1,000~5,000円ほどの料金
- 基本的に1回の照射で終わり
- 照射時は肌を輪ゴムでパチンとしたような痛みがある
- 照射後7日~10日程度患部をテープで覆う。7~10日ほどでかさぶたとなって自然と剥がれ落ちる
- テープの種類によっては、翌日以降テープの上からメイクが可能
QスイッチYAGレーザー(紫外線によるシミ)
QスイッチYAGレーザーは、Qスイッチルビーレーザー同様、紫外線によるシミやそばかすの治療で使われるほか、2種類の波長を使い毛穴の引き締めや黒ずみの改善にも使われます。
色の濃いシミだけでなく皮膚表面にある薄いシミや肝斑も、肌の奥にあるシミの治療もできるのがQスイッチルビーレーザーとの違い。
Qスイッチルビーレーザーよりも性能は優れていますが、シミの治療に使うならルビーレーザーの方が反応がちょうどいい場合もあり、一概にどちらがいいとも言えません。
いくつかの大手クリニックのQスイッチYAGレーザーの料金をまとめてみました。
クリニック | 照射範囲 | 料金 |
共立美容外科 | 1cm×1cm | 21,600円(初回8,640円) |
1mm超毎 | 2,160円(初回1,080円) | |
赤坂ビューティクリニック | 3mmまで | 10,800円 |
1mm増やすごとに | 3,240円 | |
銀座美容外科クリニック | 2mm大まで | 1,980円(初回390円) |
3mm大まで | 5,400円(初回390円) | |
渋谷美容外科クリニック | 3mm未満/1個 | 3,780円 |
以降1mm毎 | 1,296円 | |
青山エルクリニック | 1mm | 2,160円 |
銀座よしえクリニック | 1cm×1cm | 10,800円 |
エルクリニック | 1mm | 2,160円 |
2019年1月時点の税込料金。最新の金額はクリニックのHPやカウンセリングなどで確認してください。
QスイッチYAGレーザーは直径3mmまでで4,000~10,000円、1cm×1cmで10,000~20,000円ほどです。(別途薬代や麻酔代などがかかる場合があります)
基本的に1回の照射で終わりますが、照射後1~2週間程度、患部をテープで覆い、かさぶたとなってはがれるのを待ちます。

ポイント
- 紫外線によるシミ、そばかすを消す
- 直径3mmまでは4,000~10,000円、1cm×1cmは10,000~20,000円ほどの料金
- 基本的に1回の照射で終わり
- 照射時は肌を輪ゴムでパチンとしたような痛みがある
- 照射後1~2週間程度患部をテープで覆う
- 患部以外は治療後すぐにメイクができる(クリニックにより対応は異なる)
レーザートーニング(肝斑)
女性ホルモンが原因の肝斑は、レーザー治療をすると逆に濃くなってしまうためレーザー治療は受けられないとされてきました。
しかし、最近は特別に設計されたQスイッチYAGレーザーを使った「レーザートーニング」という方法で、肝斑もレーザー治療ができるようになりました。
1回の照射で終わりではなく、1週間から1か月間隔で何度か照射して徐々に薄くしていきますが、照射部分にテープなどを貼る必要はなく、治療後すぐにメイクも可能です。
いくつかの大手クリニックのレーザートーニングの料金をまとめてみました。
範囲 | 初回 | 1回(2回目以降) | 5回コース | |
湘南美容クリニック | 頬のみ | 2,800円 | 5,400円 | 26,000円 |
顔全体 | 7,500円 | 8,600円 | 41,000円 |
範囲 | 初回1回 | 2回目以降 | |
品川スキンクリニック | 頬のみ | 3,024円 | 5,832円 |
顔全体 | 5,184円 | 9,180円 |
範囲 | 初回1回 | 2回目以降 | |
銀座美容外科クリニック | 1部位(500円玉2個程度の範囲) | 500円 | 10,800円 |
顔全体 | 4,980円 | 54,000円 |
範囲 | 1回 | 5回 | 10回 | |
渋谷美容外科クリニック | 鼻+頬 | 32,400円 | 145,800円 | 259,200円 |
目から下 | 37,800円 | 170,100円 | 302,400円 | |
顔全体 | 43,200円 | 194,400円 | 345,600円 |
2019年1月現在の税込料金。最新の金額はクリニックのHPやカウンセリングなどで確認してください。
料金は照射する範囲(顔の部位)によって変わります。
初回は500円~8,000円ほどの割引価格を適用しているクリニックが多く、5回のコースになると30,000~200,000円ほど。(別途薬代などがかかる場合があります。)
コースを利用すると1回あたりの料金を安く抑えることができます。
またQスイッチルビーレーザーやQスイッチYAGレーザーと違い、治療後に患部にテープを貼る必要はなく、すぐにメイクが可能です。
ポイント
- 肝斑を消したい人向け
- 1週間~1か月間隔で、複数回照射する必要がある
- 初回は500~8,000円ほどの割引料金を設定しているクリニックが多い
- 5回~10回のコースにすると30,000~200,000円ほど。1回あたりの料金は安くなる
- 治療後、照射部にすぐにメイクが可能
紹介した3つ以外にもレーザー機器はあり
今回は代表的なレーザー機器のQスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザー、レーザートーニングについてとおよその料金について説明しましたが、シミのレーザー治療には他にもさまざまな機器が使われています。
そのため必ずしも紹介した3つのどれかでないといけないわけではなく、これらの3つに固執する必要もありません。

シミ取りレーザー治療は湘南美容外科が安心です
シミ取りレーザー治療を行うクリニックはたくさんありますが、「安全性」「信頼」「価格」を考慮すると、地域の個人院で処理するより、安全性が高く、効果がある機器を使用している業界大手の「湘南美容外科」が安心です。全国にお店があるので、予約もとりやすいですよ。
シミ取りレーザー治療は保険適用される?

やけどや大田母斑(おおたぼはん)などケガや病気が原因のシミ取りのレーザー治療は保険の対象となりますが、妊娠中にできた肝斑やシミはケガ・病気でなく「見た目をきれいにしたい」という美容目的の治療のため、保険適用外です。
そのため治療費は全額自腹で支払う必要があり、支払えないほど高額の料金がかかるクリニックでは治療を受けないように注意しましょう。
「美容皮膚科や美容外科でなく、普通の皮膚科でレーザー治療を受けるのなら保険適用になるのでは?」と考えがちですが、皮膚科でレーザー治療を受ける場合でも美容目的なら保険適用外となります。
シミ取りレーザー治療に副作用や失敗はある?

比較的早くシミを消すことができるレーザー治療ですが、その一方で副作用が出たように赤くなってしまったり、同じ箇所にシミができてしまうといった症状があるのも事実です。
しかし、そういった症状はレーザー治療自体に失敗があったわけではなく、治療後医師からの指導を守った生活ができていなかったり、自分で行うアフターケアが不十分なために起こることがほとんどです。
レーザー治療前にきちんと副作用について理解し、そうならないためのアフターケアをすればリスクを減らすことは可能。
そこでシミのレーザー治療で起こり得る副作用やリスクとその原因について解説します。
赤みが出る
レーザーを照射した部分は肌が火傷した状態なので、照射後2~3日は炎症して赤みが出ることがあります。
普通2、3日経つと赤みは引いていきますが、あまりにひどかったりそういった症状が出ることについて事前に告げられていないときは、医師に相談してみましょう。
炎症後色素沈着(戻りシミ)
レーザー治療を受けた部分は1週間~10日ほどでかさぶたとなり、シミと一緒にはがれおちます。
しかしはがれ落ちるまでの間やその後に、紫外線を浴びたりこすったりして刺激を与えてしまうことで、かさぶたになった部分が色素沈着してシミができる症状が炎症後色素沈着(戻りシミ)。
同じ箇所にシミができるので「ちゃんとシミが消えてなかったの?」と失敗したのではないかと心配になりますが、このシミは紫外線によってできたシミとは全く違うものです。
シミのレーザー治療の後でできる炎症後色素沈着は、ターンオーバーが繰り返されることによって自然治癒して、しだいに消えていきます。個人差はありますが、2か月~1年できれいになくなります。

肌荒れを起こす
レーザー照射後は、肌のバリア機能が弱まっている状態にあり、いつも以上に敏感になったり紫外線の影響を受けやすくなっています。
またレーザー治療により一時的にターンオーバーが早まり、もともと皮下にあった皮脂が一気に出てしまうことも影響して急に吹き出物が出るなど肌荒れを起こしてしまうことも。
「綺麗になるために治療したのに」とびっくりしてしまいますが、こういった肌荒れは通常2週間ほどして落ち着きます。
肌荒れは保湿することで防ぐことができるので、しっかり保湿するよう心がけましょう。

シミ取りレーザー治療で失敗しないための注意点

シミ取りのレーザー治療をする前に、どういったことが原因で副作用が起こりやすいかを理解し、しっかりとしたアフターケアを行えばリスクを減らすことができます。
そのために、レーザー治療前に知っておくべき注意ポイントを4つ紹介します。
治療後は紫外線を避ける
レーザー治療後しばらくは極力紫外線を浴びないようにして、しっかり日焼け対策をして過ごしましょう。
レーザー照射した部分が紫外線を浴びることで、かさぶたとなった部分が色素沈着してしまい消えたはずのシミが戻ってきたような現象(炎症後色素沈着)がおきます。
このような事態を防ぐためにも治療後はしっかり紫外線対策をして過ごしましょう。夏場は紫外線が多いので、あえて夏は避けて冬に治療をするという人もいます。
肌に刺激を与えない
レーザー照射した部分をいじったりこすって刺激を与えたりすると、それが刺激となり炎症後色素沈着が起こりやすくなります。
レーザー照射した部分は不用意に触らないようにしましょう。
医師の指導をしっかり守る
治療を受ける前には、医師からシミの種類や治療内容、治療後のケアについての説明を受けます。
その際、かさぶたが自然にはがれるまではテープを貼り続けたり軟膏を塗ったり、紫外線は避けるような細かい指導があります。
その指導を破ってかさぶたを無理やりはいでしまったり、テープをはがしてしまったりするときれいにシミが消えない原因となります。
医師の説明をきちんと聞き、分からない部分はしっかり質問して必ず指導内容を守るように生活しましょう。
信頼・安心できるクリニックを選ぶ
シミのレーザー治療のリスクを極力減らすためには、信頼・安心できるクリニックを選ぶのも大切。
カウンセリングの際、「絶対にきれいに取れます」という断言をしていたり、治療内容の詳細や、起こり得る副作用、炎症後色素沈着が起こってしまった場合の対処法などの説明があいまい・雑な医師のもとでレーザー治療をするのは避けたほうがいいです。
信頼・安心できるクリニックの選び方

シミ取りのレーザー治療は、皮膚科、美容皮膚科、美容外科で受けることができます。
皮膚科に関してはすべての皮膚科でレーザー治療が受けられるとは限らず、中にはシミ取りのレーザー治療を受け付けていないところもあります。
シミをできるだけきれいに消すためには、信頼・安心できるクリニックで治療を受けるのが大切。
しかし、レーザー治療をしているクリニックを調べてみるとたくさんあり、どこを治療を受けるべきか迷ってしまいます。
そこでここでは、安心して治療を受けるためのクリニックの選び方のポイントを紹介します。
カウンセリングは丁寧か
肌やシミの状態は人によって違うので、レーザーで治療できる場合もあれば、負担が大きいのでできない場合もあったり、シミの種類によって使うべきレーザー機器や治療方法が変わってきます。
そのためきちんと自分の肌を見て診断してくれるかや、治療内容の説明は丁寧か、副作用の説明と対処法の説明はあるかといったことを確認しましょう。
説明が雑だったり、こちらが不安に思っていることを質問してもあいまい・雑な回答しかないようであれば別のクリニックを探すのが賢明です。
料金は妥当か
同じシミや肝斑のレーザー治療でも、クリニックによって料金に差があります。
あまりに料金が高額だと家計の負担になったり、十分な回数の照射ができず綺麗に消すことができなかったりするので、いろいろなクリニックと比較して料金が妥当かを確認しましょう。
また、中にはレーザー治療のアフターケアに使うための化粧品で数万円もするものを勧めてくるクリニックや、キャンペーンと称して別の高額な美容治療を強く勧めてくるクリニックもあります。
「こんなに高額なのはおかしい」と思ったらすぐに契約せず、別のクリニックのカウンセリングも受けて納得できる料金のクリニックで治療を受けるようにしましょう。
レーザー治療の実績が十分にあるか
治療内容にシミ・肝斑のレーザー治療はあるが、実はあまり得意としていないクリニックや、逆にシミ・肝斑のレーザー治療を得意としているクリニックもあります。
得意としているクリニックは実績も多いため、ホームページにこれまで治療した人の症例がたくさん掲載されていたり、口コミも自然と多くなるので信頼できます。
医師やクリニック内の雰囲気はいいか
医師の態度やクリニック全体の雰囲気が良いと感じるクリニックで受けましょう。
はじめてシミ取りレーザー治療をするときは不安もあるので、医師やクリニックのスタッフが気持ちに寄り添ってくれると安心して治療できますよね。
また雰囲気が悪いクリニックはスタッフ間やスタッフと医師の間で意思疎通がしっかりできていない場合もあり、誤った治療を施すことにつながりかねません。
赤ちゃん・子ども連れの通院が可能か
出産後にレーザー治療する場合、小さな赤ちゃんやお子さんを連れてクリニックに行く場合もありますよね。
そんなとき、子供を預けられる環境にあるかを考慮して決めるのも大切です。
シミ取りレーザー治療を受けるなら「湘南美容外科」が安心です!
シミ取りレーザーで治療できるクリニックの中から、
- 効果
- トータルコスト
- 口コミの良さ
の観点でクリニックを選ぶと、総合評価1位は湘南美容外科となりました。

産後のシミ取りレーザー治療の気になる疑問点

ここでは産後のシミのレーザー治療に関して、よくある疑問を解決していきます。
レーザー治療のあとすぐに化粧できるの?
レーザー治療のあとすぐに化粧ができるかは、使うレーザー機器の種類やクリニックによって異なります。
紫外線によるシミをレーザー治療した場合、治療後患部にテープを貼る必要がありますが、上からメイクできるテープを用意しているクリニックもあります。
カウンセリングの際にいつからメイクできるかを確認しましょう。
肝斑の治療でレーザートーニングをする場合は、基本的に治療後すぐに照射部分の上もメイクが可能です。
やっぱりレーザーは不安!レーザー以外に皮膚科でできる治療はないの?
レーザー治療に不安があるときや金銭面で治療を受けられないときでも、皮膚科や美容皮膚科で医師の指示に従ってケアすることは可能です。
その場合は内服薬や外用薬での治療になります。
内服薬は、肝斑の特効薬であるトランサミンや、ハイチオール、ビタミンE、Lシステインなどの薬を飲んで治療します。クリニックによって差がありますが一か月分で1,500円ほどです。
外用薬は、美白成分、ハイドロキノン配合のクリームやレチノイン酸配合のクリームなどを使って2~3か月かけて薄くしていきます。
どちらも濃度が高いと肌への刺激になるおそれがあり、症状や経過によって量を調節しないといけないため、通院しながら処方してもらうことになります。
ハイドロキノンクリームは市販でも販売されていますが、皮膚科などのクリニックで処方されるものより濃度が低く効果を感じづらいため、早く治すならクリニックで処方されたものを使いましょう。
クリニックで処方してもらうハイドロキノンクリームやトレチノインクリームの値段は10gで3,000~5,000円ほどですが、処方してもらうクリニックや濃度によって異なります。
肝斑はレーザー治療できないの?
肝斑は普通のシミと同様のレーザー治療をすると逆に濃くなるおそれがあり、レーザーでの治療はできないとされてきましたが、最近は「レーザートーニング」という治療法で肝斑のレーザー治療も可能となっています。
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【図解付き】肝斑とシミの見分け方を解説!それぞれの違いと今すぐできる対処法
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シミのレーザー治療をするならおすすめの時期は?
レーザー治療でシミをきれいに消すためには、治療後に紫外線を浴びないように気を付けることが大切。
そのため比較的紫外線量の少ない冬のほうが治療に適していると言えます。
ただし冬に治療をする場合でもしっかりと紫外線対策をする必要はあります。
また結婚式など大切な日までに治したい場合は、アフターケアで時間をかけて完全にきれいにすることを勘案して、半年ほど前にはレーザー治療をする方が安心です。
まとめ
はじめてのシミ取りのレーザー治療には不安がつきものですが、
- 事前にシミ取りレーザー治療の流れやアフターケアについて知る
- 料金の相場を知る
- 信頼・安心できるクリニックで治療する
といったことを十分考慮して治療すれば、さほど心配する必要はありません。
現在妊娠中ですぐに治療を始められないとしても、今からクリニックを探したり治療費の工面をしておくと卒乳後早く治療を開始できます。
妊娠中・産後にできたシミを消す一つの手段として、レーザー治療も候補に入れてみてはいかがででしょうか。
また、今すぐできることといえば、これ以上シミを増やさない、濃くしないために美白化粧品やシミに効果のあるサプリを活用するのも大切です。
シミがなくなると鏡を見るときの憂鬱もなくなって、外出するのもママ友のとのお喋りも今まで以上に楽しくなりますよ。
医療の力も借りつつ、美肌ママを目指しましょう!