この記事では、産後・卒乳後に胸が垂れてショックを受けた経験を踏まえ、胸が垂れた原因と垂れた胸から復活させるために効果的だった方法を紹介しています。
さて、産後、一度大きくなった胸が段々しぼんでしまい、ショックを受けていませんか?
赤ちゃんのお世話で忙しい日々を送っていたらいつの間にかしぼんでいた……仕方のないことなのかもしれないけど、鏡を見るたびに落ち込んでしまいますよね。
どうして出産後、胸はしぼんでしまうのでしょうか?
もう、出産前のようなふっくらした胸には戻らないのかな?
と諦めてしまう方がほとんどです。

大事なのは、バストケアを始める時期です。タイミングは今すぐです!
そこで、この記事では、胸を見て悲しい気持ちにならないためにも、完母が垂れやすい6つの原因と垂れてしまった胸を戻す&これ以上しぼませないための予防方法、バストケアを私の体験談を踏まえて紹介します!
胸の張りと自信を取り戻してくださいね。
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【何故垂れる?】産後に胸が垂れる6つの原因
産後に胸が垂れる原因は主に6つあります。それは産後のママの習慣に隠されていました。
出産を終えたママ、特に完母で頑張ったママの胸が特にしぼみやすいのは、頑張ったからこそでもあるのです。

皮膚が伸びるから
垂れた胸を観察した時に、皮膚の伸びを感じませんか?胸が垂れてしまうのは、感じた通り皮膚が伸びてしまったせいなのです。
触ってみても弾力がなく、だらんとしている、どことなく締まりのない胸……。
妊娠後期から出産後、授乳ピークまで女性の体はホルモンの影響で胸が大きくなる仕組みがあります。

授乳などで姿勢がどうしても悪くなるから
姿勢が悪いと、血流やリンパの流れが滞りやすくなり、胸が垂れます。
授乳中のママの姿勢というのは、前かがみが多いですよね。前かがみを頻繁にやるのは、姿勢が悪い日常を送っているのと同じことです。
これはどういうことかというと、血流やリンパの流れが滞ることによって代謝が落ち、循環しづらくなった体は胸が垂れやすくなってしまうのです。
姿勢が悪い人は胸が垂れやすいという事ですね。

クーパー靭帯が伸び切ってしまったから
キレイな女性の胸はクーパー靭帯で保たれています。このクーパー靭帯が伸びきってしまうことで、胸が垂れてしまうのです。
クーパー靭帯の働きは主に胸が垂れないよう維持すること。
ツンと上向きのバストはまさに、クーパー靭帯が頑張ってくれているからこそのあの形だったわけですね。
しかし産後の胸は一気に大きくなり、それによりクーパー靭帯も伸びてしまうため、授乳期ピークを過ぎて脂肪が落ちていく胸の中でクーパー靭帯は伸び切ったままになってしまうため垂れてしまいます。
産後は皮膚とクーパー靭帯が伸びて戻りやすいのです。
筋肉が衰えてしまったから
胸を支える大胸筋が衰えたことでも胸は垂れます。
妊娠中はとにかく安静にしていなければ、という意識で過ごしてきたママも多いはず。筋トレなんてもってのほか、という過ごし方をしてきた人も多いでしょう。
確かに妊娠中は安静第一ですが、安静は筋肉を衰えさせてしまいます。
筋肉は人の体をあちこちサポートしてくれているものでもあり、胸を持ち上げる役割も胸の筋肉である大胸筋にはありました。
しかし安静に愛情深く育んできたからこそ、筋肉が落ちてしまい胸は垂れてしまったとも言えるのです。

楽な下着で胸を支えきれていないから
胸の重さはAカップでみかん2個くらい、Fカップで小玉メロン2個ほどだと言われています。
そんなものを私たちは胸筋やクーパー靭帯で支えているのですが、ちゃんと支え切れていないと重力に引っ張られて垂れていってしまいます。
楽な下着は締め付けもなく、ストレスフリーではありますが、一方で胸を支え切れていないという欠点もあるため、胸を支え切れていない楽な下着だと胸が垂れやすくなってしまうのです。

プロラクチンが関係している
赤ちゃんがママのおっぱいを吸うことで生成されるホルモン、プロラクチンが卒乳間近になると赤ちゃんのおっぱいを吸う回数が少なくなることで減少するのですが、プロラクチンの減少によって乳腺が衰えてしまうことも胸の垂れの原因として挙げられます。
バストのハリは乳腺の発達が必要不可欠です。
そのため、出産後や卒乳後にプロラクチンが作られなくなるとハリも失われてしまうのです。

垂れ胸を食い止め改善する効果的な4つのバストケア方法
胸の垂れを加速させないために気を付けたい8つのポイントがわかったところで、垂れ胸を食い止めて改善する効果的な4つのバストケア方法を見ていきましょう。
まずは胸の垂れを加速させないために気を付けたいポイントを押さえることが大切ですが、こちらのバストケア方法も行っていくことで垂れた胸を良くする・垂れ胸を食い止めることができるようになるため併せてチェックしてみてください。
無理なく大胸筋を鍛えていく
無理のある運動は禁物ですが、無理のない筋トレで大胸筋を鍛えることはクーパー靭帯の負担を減らすことに繋がるため胸垂れ防止に効果的です。
大胸筋を鍛えるためには、腕立て伏せが最も有名な筋トレですが、産後の筋力や体力が落ちたママだとこの方法は少々、無理がある筋トレになるかもしれません。
そんな時は、無理なく大胸筋を鍛えることができるバストアップのポーズで大胸筋を鍛えてみましょう。
方法は以下になります。
- 胸の前で両手を合わせて押し合うように力をこめる
- 呼吸しながら合わせた手を手前・外側に前後移動させる
- 合わせた手を左右に動かす
- 合わせた手を上下に動かす
- 手前・外側、左右、上下を呼吸しながらそれぞれ5回ずつ行う
簡単な動作ですが、胸をメインで鍛えることができる動作なので是非、チャレンジしてみてください。
バストを持ち上げる役割の肩甲骨をほぐす
実は肩甲骨にはバストを持ち上げる役割があるので、肩甲骨をほぐすだけで胸の垂れが改善されるのでとてもおすすめです。
特に姿勢が悪い状態が続きがちなママは肩甲骨が凝りまくっている可能性が高いので、胸垂れ改善のためには肩甲骨をほぐすことも頑張ってみてください。
とはいえ、肩甲骨をほぐすことは意外と簡単です。
即効性があるわけではありませんが、続けることで段々、肩甲骨がほぐれていくので寝る前などにチャレンジしてみましょう。
肩甲骨をほぐす方法は以下になります。
- 立ったまま、後ろで両手を恋人つなぎしてそのまま限界まで持ち上げたら10秒から20秒キープする
- 椅子に座り、右手は左ひざ、左手は右ひざにおいて両ひざをぐっと広げ、10秒から20秒キープする
- これらを1セットとし、3セット行う
肩甲骨がほぐれていくごとに、後ろで両手を組んだ時の高さがどんどん高くなっていきます。
肩こりや首こりにも効果的なので疲れが抜けづらい、体がこっていて重い人は是非行ってみましょう。
軽めのバストケアマッサージ
強いバストアップマッサージは逆効果になりますが、適度なバストアップマッサージはハリを取り戻すことができます。
何故なら軽めのバストアップマッサージは乳腺を刺激し、育てることができるためです。
強いバストアップマッサージはクーパー靭帯を痛めますが、優しくバストアップマッサージは胸垂れ改善につながるため、お風呂中などにしてみましょう。
軽めのバストアップマッサージは以下になります。
- 右手を左胸側の背中に回して、前の方へ寄せるように肉を持ってくる
- そのまま鎖骨に向かって持ち上げるようにする
- 反対側も同じように行う
ソフトに行う、というのがカギですから、お風呂中に泡がついている時など、滑らせるように行うと良いでしょう。
育乳ブラやナイトブラをつける
垂れ胸を食い止め改善するためには、クーパー靭帯にいかに負担をかけない状態を維持するかも大切になってくるのですが、そんな時に役に立つのが育乳ブラやナイトブラになります。
この2つは大体がホールド力があり、胸を育てる仕掛けがなされていることが多いため、しっかり選ぶことで垂れ胸を食い止めて改善することができます。
また、夜寝る時に着用することで横を向いて寝てもしっかりホールドされるため胸が流れていきづらいというメリットもあり、これも胸垂れ防止に役立ちます。
育乳ブラ・ナイトブラを選ぶ時は以下の点をみるようにしましょう。
- 自分に合うサイズがあるかどうか
- 肌触りが良いかどうか
育乳ブラ・ナイトブラは今、数えきれないほどありますが、その中でも自分に合うサイズがあるかどうか、肌触りが良いかどうかはしっかりチェックしておいてください。
例え可愛いブラでも、肌触りが最悪だと着続けることができませんし、安眠妨害になりかねません。
サイズ・着心地は重要なポイントです。
こちらの記事では私が試したナイトブラをランキングで紹介しています。
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産後の垂れた胸を元の綺麗な胸に戻すには?
産後の胸が垂れる原因がわかったところで、では産後の垂れた胸を元の綺麗な胸に戻すためにはどうしたらいいのでしょうか?
妊娠前の綺麗な胸に戻すことは可能なのか、もし可能であればどのような方法を取れば良いのか、見ていきましょう。
一度垂れてしまった胸は元通りにはならない……
悲しいお知らせになってしまいますが、実は一度垂れてしまった胸は元通りにはなりません。
ゴムを思い浮かべてもらえたらわかるかと思いますが、ゴムも伸び切ってしまったものを元通りにすることは難しいですよね?
それと同じで、女性の胸も一度垂れてしまうと完全に元通りにはならないのです。
しかしだからといって、
「戻らないならもう知らない!」
と胸ケアを疎かにしていると、実はまだまだどんどん、胸は垂れ続けてしまうことに……。
「え?これが一番垂れた状態でしょ?」
そう思うのも無理はありませんが、実はその胸の垂れはまだまだ序の口かもしれないことをご存知ですか?
胸はこれからも垂れていく可能性がある
産後の垂れた胸を見ているとどうしても悲しい気持ちになってしまいますが、しかしそれが一番垂れた状態である、と断定することはできないのが現状です。
実はその胸は、まだまだ垂れていく可能性がとてもあるのでそのことを知っておきましょう。
バストは母乳育児でも垂れますが、加齢でも垂れます。
ワコール人間科学研究所エイジング研究によれば、加齢によるバスト変化は3ステップあり、すべての女性はこのステップを踏むことがわかっています。
ステップ0:丸みがある理想的なバスト。まだエイジングが進んでいません。
ステップ1:デコルテのボリュームが落ち(そげる)、エイジングが始まった状態。
ステップ2:下部がたわみ、乳頭が下向きに。エイジングが進んだ状態。
ステップ3:外に流れ、バスト自体が下がり、さらにエイジングが進んだ状態。
つまり、完全に元に戻らないからと諦めて放置してしまうと、今よりもっと胸は垂れて悲しい思いをするかもしれないということ。
それはあまりにも辛いですよね。
ですが、もし今バストケアを始めたら今よりは良くなる可能性があることをご存知ですか?
ケア次第で良くしていくことは可能!
産後の胸垂れは完全には元に戻りませんが、ケア次第で良くしていくことは可能です。
そのケアは一貫して1つの目的を持っています。それは……
クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐ
これです。
このクーパー靭帯の損傷・負担を防ぐことを頑張るだけで、産後の胸垂れを良くしていくことは可能ですし、加齢による胸の下垂も防ぐことができます。
ただ、「クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐ」と言ってもよくわからないのが現状だと思います。
クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐためにまずしたいのが胸の垂れを加速させないために気を付けたい事なので、これらポイントをしっかり押さえて胸の垂れを加速させない生活習慣を身に着けるところから頑張ってみましょう。
母乳が胸の垂れに影響する理由
完母だと垂れやすい、というお話をしましたが、では完全母乳だと絶対に垂れてしまうのでしょうか?
母乳が胸の垂れに影響する理由と、実は完全ミルクでも垂れる人は垂れる事実を解説します。
完母の中でも垂れやすい授乳習慣をしていたからこその垂れの可能性もあるので、是非チェックしてみてください。
母乳を沢山溜めてあげる、を繰り返すと垂れやすくなる
完母でも半ミ(母乳とミルク半々)でも、母乳が胸にたまると段々胸がカチカチになって重くなってきた……こんな経験をされたことはありませんか?
なんだかおっぱいが溜まりすぎてゴツゴツ、カチカチ、触ったら少し痛くて重い、そんな経験です。
実はこの母乳をおっぱいに溜めすぎるという行為が胸の垂れを加速させていたことをご存知ですか?
おっぱいに母乳を溜めすぎると、胸の重量も増えますし、皮膚も大きくなるにつれて伸びていってしまいます。
胸が重いという事は重力に引っ張られやすくなるという事でもあるため、皮膚が伸びクーパー靭帯も伸び切るに加えて、重力に胸が逆らえず更に伸びてしまうのです。

完全ミルクでも垂れる人は垂れる
実は完全ミルクでも垂れる人は垂れます。
例えば完全ミルクでも、胸におっぱいが溜まればそれを出さないと大きくなってしまい皮膚が伸び垂れやすくなってしまいますし、その時に胸に合っていないブラをしていたり、楽過ぎるブラで過ごしているとやはり垂れてしまいます。
筋肉の衰えは完全母乳・完全ミルクどちらでも同じくらいですから、筋肉の衰えを放置していても垂れてしまいますよね。

【完母が原因?】産後に胸が「垂れる人」と「垂れない人」で分かれる理由
産後でも、胸が垂れる人、垂れない人と分かれます。
「私はこんなに垂れてしまったのになんで……?」
自分の胸と、同じように出産後なのに衰えのない胸を見比べて悲しくなってしまうママも多いんですよね。
どうして同じ産後なのに、こうも差が出てきてしまったのでしょうか?
普段からのケアを行ったかどうか
産後の胸が垂れるのは、妊娠中からケアをしていたかどうかで決まります。
ある程度の垂れは仕方がないと言えますが、それでも差が出るのはケアの差です。
皮膚の伸び、姿勢の悪さ、クーパー靭帯の伸び切り、筋肉の衰え、楽な下着やプロラクチン。
産後の胸垂れはこういった理由が原因で垂れてしまうわけですが、これらはケアをしていけばある程度、垂れを防ぐことができます。
胸のサイズに合っていて尚且つ、きちんと持ち上げてくれるしっかりした下着をつけていた、それだけでも胸垂れを防ぐことはできたのです。
しかし垂れてしまった人の多くは、妊娠中や出産後、大きくなる胸を「今だけだから」と楽な姿勢で過ごしてきたからです。

完母だったかどうか
「完全母乳だと垂れやすい」
そんな話を聞いたことはありませんか?
実はこれは本当で、完母だと赤ちゃんが胸をひっぱったり、姿勢も悪くなりがちなので垂れやすくなってしまうのです。
おっぱいを良く飲む赤ちゃんだと尚更、プロラクチンの影響で母乳をよく作るようになるため、垂れやすくなります。
垂らさないためにおっぱいを小まめにあげても、赤ちゃんが飲みきれなかった分をそのままにしておくと胸の中に母乳がどんどんたまって、皮膚が伸び垂れやすくなってしまいますよ。

胸の垂れを加速させないために気を付けたい8つのポイント
クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐために気を付けたいことが8つあります。
それは
無理なダイエット
合ったブラをつける
間違った下着の付け方を見直す
ブラトップは避ける
ノーブラのままうつ伏せや横を向いて寝ない
強すぎるバストマッサージはNG
体を冷やさない
この8つです。
それぞれどういうことなのでしょう?見ていきましょう。
猫背などの悪い姿勢
猫背は胸が垂れる原因の1つです。その理由と言うのが、
- 血行が悪くなって胸への血流がなくなり胸のハリがなくなる
- 大胸筋が衰えてしまう
- 乳腺が衰える
この3つ。
意外かと思われるかもしれませんが、私たちは姿勢を保つことにより大胸筋をしっかり使っているため、姿勢が良い人は胸も垂れづらいというメリットがあります。
逆に姿勢が悪い人は大胸筋を使わない姿勢になりがちであるため、大胸筋がどんどん衰えて胸はしぼんでしまいます。
猫背の人はまず、ここを直すように頑張ってみてください。
また、血行不良になると胸にしっかり栄養が届かなくなり、また血行不良になることで老廃物もそのままにしてしまうため胸が垂れやすくなるため注意しましょう。
乳腺は母乳を作る他にも、脂肪を支えたり大きさや形を作る役割もあるため、姿勢の悪さで乳腺をあえて痛めつけるのは得策ではありませんね。
乳腺の元となる女性ホルモンは卵巣で作られて血液に乗り胸に届けられるため、血行不良になる猫背・姿勢の悪さは改善しておきましょう。
無理なダイエット
産後、体系を戻すために無理なダイエットをするママがたまにいらっしゃいますが、しかしこれは胸の垂れを加速することになるため胸の垂れを気にしているママは絶対にやめるようにしましょう。
無理なダイエットと言うのは主に、過度な食事制限と無理のある運動でのダイエットです。
この2つは胸の垂れを加速させる原因になるため気を付けてください。
何故、この2つが胸の垂れの原因になってしまうのかというと、この2つには
筋肉を衰えさせる
という共通点があるためです。
体に栄養がなくなると筋肉が分解されて栄養になってしまいますし、無理のある運動、例えば2時間も3時間も有酸素運動を続けるなどしてしまうと、それでも筋肉は分解されて栄養として使われてしまうためです。
また、過度な食事制限は筋肉の元や乳腺の元である女性ホルモンをつくるための栄養素を摂取できないということになるため、その意味でも胸は垂れていってしまいます。
筋肉や乳腺が減ったり作られないと胸は垂れますから、無理なダイエットは絶対にやめましょう。
カラダに合ったブラをつける
胸を垂らさないためにはブラ選びも重要です。クーパー靭帯にいかに負担をかけないかが勝負所ですね。
クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐブラというのはホールド力のあるブラになります。
しっかり胸を支えてくれて、どんな姿勢になっても胸が脇やお腹に流れていかないブラこそが、クーパー靭帯に優しいブラの条件です。
ノンワイヤーのブラでもホールド力があるブラはありますから、楽なブラに慣れてしまいもはやしっかりしたブラはしたくない人でも、ノンワイヤーのホールド力のブラを選ぶことでクーパー靭帯の損傷・負担を防ぐことは可能なので安心してください。
間違った下着の付け方を見直す
正しい下着のつけ方を行っていないと、胸が下着からはみ出てしまっていたり、胸を下着が上手に支え切れていない状態をキープしてしまうことになるため、クーパー靭帯の損傷・負担が増えていく原因となってしまいます。
正しい下着の付け方というのは、下着によって変わりますが例えば後ろで止めるタイプのものだと、以下の付け方を行ってください。
- ストラップに腕を通し両肩にかけ、カップ下のアンダー部分を持ち、バストの付け根に合わせます。
- 上半身を軽く前にたおし、乳房をきちんとカップの中にいれてから、後ろのカギホックを止めます。更に手で乳房を脇下部分から寄せ整えます。
- 最後に、ストラップの長さを調節します。アンダー部分の前側は心持ち上げ気味に、後ろ側は低めにすると落ち着きます。
引用:Triumph
また、正しい付け方をしても日中動いていたらブラはずれますから、日中何度かブラの位置を正しい位置に戻すことも大切です。
ブラトップは避ける
guやユニクロで人気があるブラトップですが、ブラトップはただパットが服についただけのものであるため、当然ホールド力がありません。
そのため、胸を支えるのはクーパー靭帯と大胸筋のみ、ということになりますよね。
つまりクーパー靭帯の損傷・負担が大きくなるという事ですから、いくら楽だとしてもブラトップは避けたほうが賢明です。
楽を取るか、綺麗な胸を取るか、ですね。
フランスにある大学での研究で、ブラジャーを付けている人付けていない人の15年の胸の変化を調べた結果、ノーブラでも胸は垂れない・むしろバストアップするという報告がされていますが、子供がいる場合や体重増加の傾向にある女性だと全くわからないとのコメントも残した研究なので、やはりちゃんとしたブラジャーを付ける方が賢い選択ですね。
既に垂れてしまっている胸はクーパー靭帯を伸び切らせないためにも、ノーブラやほぼノーブラと言えるブラトップは避けましょう。
ノーブラのままうつ伏せや横を向いて寝ない
寝る時間は人によって様々ですが、しかし寝る時間はいつも10分!という人は居ませんよね?
大体の人が3時間~8時間ほどは睡眠時間にあてていることでしょう。
そんな1日の中でも長い間じっとしている睡眠時に、ノーブラでうつ伏せや横を向いて寝てしまうと胸はどうなってしまうでしょうか。
ノーブラでうつ伏せや横を向いて寝てしまうことで、胸には「圧迫」「成長停止」「胸形が崩れる」「首や肩への負担」という影響が及ぼされてしまいます。
圧迫による血行不良で成長停止、首や肩への負担になり、形も崩れてしまうわけです。
寝るときは特に長時間、同じ姿勢をとるため、クーパー靭帯の損傷・負担を防ぐためにもノーブラのままうつ伏せや横を向いて寝ないようにしましょう。
強すぎるバストマッサージはNG
バストアップマッサージなどで産後の胸をどうにかしようと頑張る人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、強い刺激を与えるマッサージはクーパー靭帯に悪い影響を与える可能性の方が高いので気を付けましょう。
産後、小さくなってしまった胸を念入りにマッサージすること、これも確かに産後の胸垂れを改善するために効果があることもありますが、ですが頑張ってマッサージしすぎて強い力で胸を刺激してしまうと、クーパー靭帯も刺激され切れやすくなってしまいます。
マッサージを行う時は優しく、押しつぶしたり強く揉むようなやり方は避けるようにしましょう。
体を冷やさない
血行が悪くなることは胸の垂れに繋がりますが、体を冷やすことで血行が悪くなり胸が垂れる原因になるので体を冷やさないことも大切です。
体が冷えると血行が悪くなることの他にも、血行不良によるむくみなども発生し、むくみは老廃物を排出しづらい体になり新陳代謝もおろそかになりますから、なおのこと胸の成長を妨げ、胸が垂れる原因にも繋がってしまいます。
基礎体温が低かったり、薄着をしがち、おなかを触るといつもひんやりしている人は要注意です。
体を冷やさないためには胸を冷やさないというだけではなく、特に体の中心であるお腹を冷やさないようにすることをおすすめします。
薄い腹巻や筋トレなどで冷えない体づくりを心がけましょう。
まとめ
胸の垂れ・しぼみは完全に元通りにはなりませんが、改善・防止することは可能です!
気になった今が始め時なので、女としての自信を今こそ取り戻すためにも早速、紹介した「胸の垂れを加速させないために気を付けたい8つのポイント」「垂れ胸を食い止め改善する効果的な4つのバストケア方法」を意識してみてくださいね。