産後に増えたシミを消したい

ターンオーバーが乱れてシミができる仕組みとシミを消す方法

更新日:

『ターンオーバーがシミを消すのに必要!』とか『ターンオーバーの乱れがシミの原因!』という言葉を聞いたことがある方も多いでしょうが、「ターンオーバーの正しい仕組みや乱れを治す方法」を理解している人はほとんどいません。

なぜなら、多くの方は「仕組みが複雑そうで、理解するのに抵抗がある」と考えているからです。

 

しかし、ターンオーバーの仕組みを理解することは、実はとっても簡単です。

そして、その仕組みを理解しておけば、シミを消す方法・シミを作らない方法のポイントがわかってきます。

 

産後シミは早く対策をしないと一生そのシミが残ることもあります。原因を知り、正しい対策を行うことで、いつまでも若々しい肌をキープすることができますよ。

そこで、この記事では、産後のシミを残さないために、ターンオーバーとシミが出来る仕組みを、画像を使って解説していきます。

今からでも間に合う!産後にシミが増えた原因と自宅で簡単にシミを消すスキンケア

『あれっ!これってシミだよね?』 『出産してから急にシミが増えた気がする!どうにかならないの!?』 ある日、鏡に写った自分の肌に「今まで無かったシミ」が出来ていて、愕然とした経験はあなたにもありますか ...

続きを見る

ターンオーバーってなに?シミができる仕組みとは

ターンオーバーを簡単に説明すると、「肌が生まれ変わる現象」のことです。

お肌の生まれ変わりは新陳代謝によって古い皮膚が剥がれ落ち、古い皮膚の下でスタンバイしていた新しい皮膚が表面に現れます。

その時にターンオーバーが正常に機能していないと、古い皮膚が剥がれ落ちず、表面に留まり様々な要因が原因でシミとなってしまうのです。

皮膚は3つの層に分かれている

皮膚(お肌)は紫外線や汗、雑菌等の外的要因から体を守る為に3つの層に分かれています。下から皮下組織・真皮・表皮の3つの層で構成されており、それぞれが役割分担を行っています。

皮下組織とは?

皮下組織は皮膚の3層の1番内側にある部分で、表皮や真皮を支える縁の下の力持ち。老廃物を排出したり、お肌に栄養を与えたりする、キレイの基本を作り出す部分です。

皮下組織は体を守るためのクッションのような役割を持ち、熱から身を守り、衝撃を体に与えないようにガードしてくれます。

真皮とは?

皮下組織と表皮に挟まれた皮膚の中央部分。真皮のほとんどをコラーゲンが占め、その隙間にエラスチンやヒアルロン酸等の肌の弾力を司る成分が間を埋めるように含まれています。更にリンパ管や皮脂腺、汗腺等も真皮の中に含まれます。

表皮とは?

表皮は1番外の私達が見える部分です。表皮が様々な刺激や雑菌などから体を守り、盾になってくれています。表皮の厚みは平均約0,2mm程の薄い膜状になっています。

更に、表皮の中が4層に分かれていて、角質層・顆粒層(かりゅうそう)・有棘層(ゆうきょくそう)基底層(きていそう)と薄い膜の中にそれぞれの役割を持っています。

表皮は4つの層に分かれている

表皮は皮膚(お肌)の1番上の層ですが、たった0,2mmの中が更に4つの層に分かれています。4つの層は下から基底層・有棘層・顆粒層・角層となっていて、1番外側の角層は平均してわずか0,02mm程度しか厚みがありません。

とても薄い角層がお肌の乾燥を防いだり、紫外線などの刺激から体を守ってくれます。

基底層(きていそう)

基底層は約20日ごとに核分裂し、新たな表皮を作り出すターンオーバーのスタート地点です。基底層の重要な働きの1つには、真皮に紫外線が届かないように遮光カーテンのような働きをしています。

有棘層(ゆうきょくそう)

有棘層は表皮の中で一番厚みがあり、体内に侵入してきた物質が有害か判断する役割があります。体内に侵入した物質が有害だと感知すると、体外へ排出しようと動きこれがアレルギー反応と言われています。

顆粒層(かりゅうそう)

顆粒層も有棘層と同じく様々な刺激を跳ね返す役割がありますが、顆粒層は特に紫外線ダメージーを排除する力に優れています。

角層(かくそう)

角層は常に紫外線や雑菌等の刺激を受けるため、汗と皮脂が程よく混ざった皮脂膜で守られています。また、体内から必要以上に水分が失われないように、体内の水分を守る働きもあります。

ターンオーバーは表皮で行われる

表皮の一番下にある基底層は毎日新しい細胞を生み出します。そして新しい細胞をどんどん押し上げていきます。最終的に表面近くまで来ると角層の細胞になり、古い角層は最終的に垢となって剥がれ落ちます。これがターンオーバーと呼ばれる新陳代謝によって肌が生まれ変わるサイクルです。

ターンオーバーは皮膚(お肌)の表面で起きています。毎日お風呂に入っても体を洗うと垢が出るのはターンオーバーした古い皮膚が剥がれ落ちるからです。

ターンオーバーの周期について

ターンオーバーで肌が生まれ変わるには時間がかかります。ターンオーバーの周期でよく言われているのが28日。残念ながら28日周期で新しい肌に生まれ変わるのは20代の健康な状態の肌だけ。

様々な肌ストレスやホルモンバランスの変化によって、ターンオーバーする周期は乱れ、新しい肌に生まれ変わるには時間がかかります。

自分のターンオーバー周期を知りたい場合はおおよそ『自分の年齢 × 1.5~2倍』と言われています。自分の肌状態が健康なのかによって更にターンオーバーの周期は変化があるので、目安として知っておくといいですね。

例えば、新しいスキンケアを使う場合、ターンオーバーが完了するまで最低でも使用しないと、スキンケアが自分にあったものなのか判断がつかないのです。30歳の場合45日~60日間は最低でも使用しなければ、スキンケアの効果が出ているのかわかりません。

産後のシミケアの為に美白専用のスキンケアを使用する場合、自分のターンオーバー周期を把握することで、シミが消えたか判るのです。

ターンオーバーの乱れでシミができる仕組みとは?

紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られ「メラニン色素」を作り出します。しかし、すぐにお肌にシミが現れるのではありません。ターンオーバーが乱れる事で肌の奥に「隠れシミ」が蓄積されます。

ターンオーバーが正常であれば、隠れシミは排出されるのですが、ターンオーバーが乱れた状態だと蓄積された「隠れシミ」が一杯になってしまいお肌の表面に現れてしまいます。

シミを出来るだけ作り出さない為にはしっかりとUV対策を行い、メラノサイトに信号を送らない様にする事とターンオーバーが乱れないようにする必要があります。

ターンオーバーが乱れる5つの原因

シミが消えない原因の1つにターンオーバーの乱れがありますが、そもそもターンオーバーの周期は年齢によるものなど、私達にはどうすることも出来ない理由もあります。

しかし年齢によるターンオーバーの乱れ以外にも、産後ママ特有のターンオーバーの乱れが存在します。子育て中なら誰もが経験する事が、ターンオーバーの乱れに拍車をかけシミが消えない肌になってしまうのです。

年齢によるもの

先程から「年齢によるターンオーバーの乱れ」がある事は書いてきましたが、では実際はどのくらいの乱れが生じるのでしょうか・・年齢を重ねて行くことは誰でも通る道です。年齢は改善できないので、産後ママが多い年齢を中心にターンオーバーのサイクルを計算してみました。

★25歳・・約28日~50日間
★30歳・・約45日~60日間
★35歳・・約53日~70日間
★40歳・・約60日~80日間
★43歳・・約65日~86日間

あくまでも健康な状態の肌の場合なので、更に以下のようなターンオーバーが乱れる原因があるとターンオーバーの周期はどんどん長くなっていきます。

精神的ストレスから

産後ママはストレスを常に抱えていませんか?産後に多い精神的なストレスもターンオーバーの乱れに直結してきます。ストレスは自律神経へ伝わり心身ともに緊張させ興奮状態になってしまいます。すると、血行不良などによってターンオーバーが乱れ、肌の生まれ変わるサイクルに影響が出ます。

子育て中のストレスは、自分で意識しないうちにどんどん蓄積されてしまい、気がついた時にはストレスMAX状態の事が多いのです。

ターンオーバーが乱れると、産後のシミが居座ってしまいますので、精神的なストレスはお肌への影響が想像以上にあります。また、シミに限らず血行不良になりやすいので、お顔全体のくすみや肩こり、腕のだるさなど体への影響も出てしまいます。

生活習慣によるもの

子育て中の生活は以前とは全く違うものになります。まず睡眠時間の確保が難しく、グッスリ爆睡なんて産後一度も無く、常に睡眠不足のママが多いのではないでしょうか?でも睡眠をしっかり取らないと、ターンオーバーの周期が乱れお肌の生まれ変わりに時間がかかります。

また、睡眠だけではなく食生活にも気をつけたいものです。子育て中だと、ゆっくり咀嚼して食べることが少なくなり、慌てて食事を済ますことも多くなります。早食いすると美白に必要な栄養素が腸内から吸収しにくくなります。せっかく摂取した栄養素が台無しになってしまいます。

紫外線ダメージにより

夏の終わりに近づくと肌がいつもよりゴワついた感じになりませんか?これは夏場のうちに受けた紫外線ダメージが蓄積され、ターンオーバーの乱れを引き起こしてるSOSです。

ターンオーバーが乱れることで肌細胞の生まれ変わりが滞り、古い角質が剥がれ落ちず表皮に留まってしまうために「肌のゴワつき」が発生します。古い角質が表皮に留まってしまうと、ボツボツしたイボのような物ができてしまうので、紫外線ダメージは注意が必要です。

紫外線ダメージを受けると、シミの元となるメラニン色素が発生します。ターンオーバーの周期が乱れ、古い角質の排出が上手くできていないと、発生したメラニン色素は肌の奥に留まってしまい「隠れシミ」に変化してしまうので、UVケアをしっかり行いましょう。

間違ったスキンケアによるターンオーバーの乱れ

よく街のドラッグストア等でも見かけるピーリングジェルなどありますよね。一見すると不要な角質を落とし、新しい肌に生まれ変わるイメージです。しかし、ピーリングケアを素人がすると、肌を傷つけてしまったり、肌が生まれ変わる前に新しい肌を削ぎ落としてしまっている可能性があります。

エステなどでプロの施術を行うのであれば問題は無いでしょうが、個人で行うのは逆にターンオーバーの周期を乱し、お肌の生まれ変わりを阻害してしまいます。

洗顔料の一部にスクラブ洗顔等もありますが、スクラブ洗顔も気をつけましょう。産後のママは時短で済ませるものが多くなり、洗顔もゴシゴシしてササッと洗い流して終了してしまいませんか?そうすると肌の表面にスクラブ粒が残ってしまい、タオルなどで顔を拭く時にお肌を傷つけてしまいがちです。

まずは洗顔やクレンジングの見直しをし、間違ったスキンケアを見直してみましょう。

ターンオーバーは早くても遅くてもダメ!促進よりも正常化を

最近見かける「ターンオーバーを促進させる」って言葉を鵜呑みにして、ターンオーバーが早ければ遅いよりもいい!「お肌の生まれ変わるサイクルが早くなれば心配なし!」と思っていませんか?

ターンオーバーのサイクルは早すぎても危険なのです・・

また逆にターンオーバーが遅すぎると、メイクでは隠せないお肌になってしまう可能性があります。ターンオーバーの周期は促進するのでもなく遅くならずに正常なリズムで行う必要があります。

ターンオーバーは促進すると肌トラブルの原因にもなる

ターンオーバーの促進。最近良くサプリなどで見かけませんか?しかし、ターンオーバーを促進してしまうと細胞内から未熟な状態で新しい肌が表皮に現れ、抵抗力のない肌になってしまいます。

今まで問題がなかったのにある日突然アレルギーや敏感肌になってしまったり、ひどい場合はアトピーのような症状が出てしまうこともあります。一度アレルギー体質になると、治すのが難しく長い時間アレルギーによる肌荒れを引き起こしかねません。

ターンオーバーの促進を行ってしまうと肌の奥の水分も枯れてしまい、乾燥肌が進んだ状態になってしまいます。ターンオーバーは促進するのではなく正常な状態に戻すのが好ましいと言われているのはこの様な理由があるからです。

ターンオーバーが遅いとこんな肌に・・?

ターンオーバーがしっかり行われずに遅いと、肌の表面に古い角質が残ってしまいます。しかし、表皮からはどんどん新しい皮膚が出来上がっているのに、お肌の生まれ変わりが行われません。

お肌の表面には古い角質と新しい角質が混在してしまい、目立つシミになってしまったりスキンダックと言われるボツボツとした突起物が首周りや目の周辺などにできてしまいます。シミやボツボツした突起物が出てくると、年齢より上に見られたり、化粧ノリが悪くなったりします。

シミやイボのような突起物がターンオーバーが遅くなることで出来てしまう場合がありますが、古い角質が剥がれ落ちずに放置してしまうと最悪の場合皮膚科などで液体窒素で凍結療法など行わないと取れなくなるので注意が必要です。

ターンオーバーの正常化ってどういう事?

ターンオーバーは促進して早くてもダメ。逆に遅くてもダメなのですが、「ターンオーバーの正常化」とは一体どういう事なのか気になりませんか?

ターンオーバーの正常化とは、しっかり古い角質が剥がれ落ち、新しく作られた若々しい皮膚が表面に現れることです。

ターンオーバーを正常化し、お肌の生まれ変わりを正常に行うのに、年齢はどうすることも出来ませんが普段の生活の中で様々なことを見直すことで、シミができにくくなったり、できたシミも消せる場合がほとんどです。

ターンオーバーを正常に戻しシミができない肌作りを

ターンオーバーを正常化する為には様々な肌ストレスを解消したり、代謝を良くするために食事に気をつけたりすることが肝心になります。

ターンオーバーを正常化すると言っても、無理なことばかりではなくふだんの生活の中で今までよりもほんの少し気をつけるだけで変化が生まれます。

産後は何かとバタバタしがちで、自分のことは後回しになってしまうママが多いと思いますが、少しずつ自分のために行動を起こすことも大切になります。

UVケアで紫外線による乱れをカット

産後にシミが増えてしまうのは紫外線を浴びメラノサイトに信号が送られ作られた「メラニン色素」が原因の1つです。紫外線を浴びることで、肌はストレスを感じてしまい、メラノサイトに信号が送られます。

UVケアをし、紫外線ダメージを肌に受けないことでメラニン色素は作られません。すると肌ストレスを感じない肌はターンオーバーの周期が正常化します。

産後の肌は刺激に弱く敏感になりがちなので、低刺激のUVカットクリームを使用しましょう。また、赤ちゃんにもUVカットは必要なので、親子で使えるUVカットクリームを1本持っておくと安心です。

スキンケアと洗顔方法の見直し

毎日の洗顔方法とスキンケアを今一度見直すいい機会が今です。産後の肌と産前の肌は全く別のものなのに、産前から使用しているスキンケアをそのまま使用していませんか?

産前と産後の肌の違いで一番多いのが、ホルモンバランスの変化による乾燥やかゆみのトラブルです。産前から使用している基礎化粧品は見直し低刺激で乾燥肌向けのものを使用するのが良いでしょう。今の肌状態にあった基礎化粧品でスキンケアすることで肌ストレスが軽減しターンオーバーの正常化にも繋がります。

洗顔方法ですが、バスタイムにゆっくりする時間もなく、洗顔料をお肌の上で伸ばし泡立てない状態で使用していませんか?

泡立てない状態で洗顔料を使用することでお肌への摩擦や洗顔料の刺激が多くなってしまいます。少し面倒だと感じるかもしれませんが泡立てネット等を使用し「泡にした状態」で洗顔料は使用しましょう。

この時泡に包まれ古い角質が自然と剥がれ落ちます。ターンオーバーを正常化するには洗顔は大きなポイントになるので、しっかり泡だててから使用しましょう。

生活習慣を変えてターンオーバーを正常に

ターンオーバーを正常化するためには睡眠の質が不可欠です。子育て中は睡眠不足になりがちですが、睡眠不足はターンオーバー周期を乱し、シミやくすみなどの原因になります。

長く多くの時間睡眠するのは無理に近いと思いますので、睡眠の質を変えましょう。例えば簡単にできる質を良くする方法として、寝具を変えてみたり、赤ちゃんが居ても使えるリラックスできるアロマを寝室に使用したり、間接照明を使用するのも質を高めてくれます。

睡眠の質を高めることで、寝不足分をカバーできるのでターンオーバーの正常化に繋がります。寝室の環境を変えると案外赤ちゃんもグッスリ寝てくれ、夜中に起きる回数が減ります。

ストレス発散はターンオーバーを正常にする

育児中のストレスはホントに沢山・・・育児を経験したママしか分からないことも沢山ありますよね。ストレスを貯め込むことによって活性酸素が肌に蓄積されます。活性酸素はお肌のサビなので、産後のシミになりやすいのです。

産後のストレス発散方法は人それぞれですが、たまにはお子様を2~3時間旦那に面倒見てもらってその間に羽根を伸ばしてショッピングやネイルをしてみるのも良いですよ。一人カラオケなんかもストレス発散できるし、子供の面倒を見てもらっている間、トコトン睡眠を摂るのもお肌に良いです。

逆に旦那にストレスを感じるママも多いと思いますが、そんな時は家事をなにもしない日を作ってもらうのもストレス発散になります。ストレスは貯め込むほどに重症化してしまうので、小出しにストレス発散することがお肌のためにもママの心のためにもなります。

まとめ

産後のシミが目立ち始めたら、まずは出来ることから行うことで、肌ストレスも軽減されます。ターンオーバーの周期が乱れ、お肌の生まれ変わりができないと、シミはどんどんお顔に定着しどう対処しても無理になります。

症状が軽いうちから産後のシミ対策をすることで、比較的シミは消えやすいので、出来ることから少しずつ行いましょう。

そして、肝心なのはあまり気にし過ぎもよくありません。シミがストレスになってしまい、悪循環が生まれます。リフレッシュする時はとことんリフレッシュして、ターンオーバーを正常化しましょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でmamaneyをフォローしよう!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-産後に増えたシミを消したい

Copyright© Mamaney , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.