一人目を出産後、生理の量が減ってしまった…。
二人目も希望しているけど、このままじゃ妊娠しずらいんじゃないか?
こんな悩みを抱えている方はいませんか?
私も二人目妊活中に生理の変化を感じ、妊娠できるのか不安に感じたことがあります。
- 生理の量がかなり減った
- 生理の周期が安定しなくなった
生理が変わってしまうと、何となく妊娠しずらい気がして不安になりますよね。
実際、私もホルモンバランスの乱れから生理の量がかなり減ってしまった経験があります。
そんな私でも、ある方法でホルモンバランスを整えることを意識し、実践していくと、生理の量は戻り、2人目を妊娠し出産することができました。
「生理の量が少ないから妊娠できない!」とは言い切れませんが、ホルモンバランスが整い、生理が正常に戻ると、妊娠しやすい状態になるのは確かなようです。
つまり、ホルモンバランスの乱れを改善するだけで、妊娠率アップが期待できるというわけです。
そこでこの記事では、妊活中に生理の量が減ってしまった人のために、妊娠するためのホルモンバランスの整え方について、経験談を踏まえてご紹介します。
生理の量が減ってしまう3つの原因

ホルモンバランスの乱れ
月経をコントロールする、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンをご存知ですか?
エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、排卵直後に分泌し受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くする働きがあります。
プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ、排卵~次の月経の間に分泌し、エストロゲンの力で厚くなった子宮内膜をさらに着床しやすいような状態にする働きがあります。
この二つのホルモンの分泌バランスが崩れることを、ホルモンバランスの乱れといいます。
エストロゲンとプロゲステロンの力で厚くなった子宮内膜は、妊娠に至らないと生理となって剥がれ落ちてきます。
しかし、ホルモンバランスが乱れていると、子宮内膜は十分に厚くならず、結果生理の量が減ってしまうという事になります。
生理の量が減ったと感じている方は、まずはホルモンバランスの乱れを整えましょう。
-
-
二人目不妊はホルモンバランスの乱れが原因?自宅で改善出来る5つの方法
産後生理不順が続いている 決まった周期で生理が来ない PMSが酷くなった これらの症状は、ホルモンバランスが乱れると起こる症状です。 女性は妊娠・出産をするとホルモンバランスが変わることがあり、1人目 ...
続きを見る
排卵誘発剤の副作用
不妊治療で排卵誘発剤を使っている人は、子宮内膜が厚くならない・おりものの量が減るといった副作用が出ていることもあります。
不安がある場合は、かかりつけの医師に生理の量が減ってしまった事をしっかりと伝えましょう。
卵巣機能の老化
女性ホルモンを分泌する卵巣は、30代から老化し始めると言われています。
卵巣が老化すると卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが乱れて生理の量も減ってしまう事があります。
しかし、卵巣機能は生活習慣や栄養を摂る事で老化を遅らせることができます。
妊娠をご希望であれば、妊娠体質を作るための生活習慣と食事を心がけましょう。
-
-
食事の改善で妊娠率アップ!二人目不妊におすすめの食べ物と食べ方について
しっかりとタイミングを取っているのに二人目がなかなか授かれないと悩んでいるあなた。 妊娠するための栄養はしっかりと摂れていますか? 一人目の育児や家事などで忙しく、自分の食事を疎かにしてしまっている方 ...
続きを見る
ホルモンバランスの乱れで起こる体の不調
ホルモンバランスは、女性の健康のバロメーター。
乱れてしまうと一般的に以下のような不調を引き起こすと言われています。
- 不正出血
- 生理痛
- PMS
- 自律神経失調症
- 不妊
このような症状に悩んでいませんか?
生理の量が減ってしまっているという事は、ホルモンバランスが崩れている可能性がとても高いんです。
まずはホルモンバランスの乱れの改善を目指しましょう!
妊活中のママがホルモンバランスを整えて二人目妊娠体質を作るには
基礎体温を付ける
基礎体温は計っていますか?
基礎体温を計れば、あなたのホルモンバランスが正常なのか一目瞭然です。
ホルモンバランスが整っている人の基礎体温グラフは、高温期と低温期の区別がハッキリとでます。
しかし、ホルモンバランスが乱れている人はその区別がハッキリしないんです。
まずは、毎朝基礎体温を計ってグラフにしてみてくださいね。
正常なグラフに関しては、『二人目不妊とホルモンバランスの関係』をご覧ください。
睡眠をしっかりと取る
睡眠はしっかりと取っていますか?
眠っている間に分泌するホルモンは、女性ホルモンを調整する働きがあったり、卵子の質を低下させる『酸化ストレス』から卵を守ってくれます。
妊活中こそ、毎日同じ時間に寝てしっかりと睡眠を取りましょう。
関連記事≫妊娠しやすい身体を作る3つの方法
食事の改善
女性は年齢と共に、卵子が老化し、その量も減ってしまいます。
しかし、栄養面からアプローチする事で卵子の老化と減少は遅らせることができるんです。
毎日の食事は、健康的な身体づくりの基本。
まずは3食しっかりと食べ、外食は和食。なるべく多くの食材を摂るなど健康的な食事を心がけてください。
妊娠力を高める食材と食べ方は以下の記事でご紹介しています。レシピも紹介していますので是非参考にしてくださいね。
-
-
妊娠力を高める食材と食べ方について
しっかりとタイミングを取っているのに二人目がなかなか授かれないと悩んでいるあなた。 妊娠するための栄養はしっかりと摂れていますか? 一人目の育児や家事などで忙しく、自分の食事を疎かにしてしまっている方 ...
続きを見る
まとめ
生理の量が減ってしまっているというのは、ホルモンバランスの乱れや卵巣の老化により子宮内膜が厚くなら無かったことが原因です。
子宮内膜が薄いと、受精卵がうまく着床できなかったり、着床しても妊娠を継続できない事もあります。
まずは、基礎体温をつけて、あなたのホルモンバランスをチェックし、妊娠力を高める食事をして体の内側から整えましょう。
本当に赤ちゃんが来てくれるのか…。と不安になってしまいますが、不安はストレスとなり逆に不妊を引き起こしてしまいます。
難しいかもしれませんが、毎日ゆったりとした気持ちで過ごすことがとても大切ですよ。