ネット銀行の住宅ローンは実際にどんな手続きをするのだろうと不安に感じて二の足を踏んでいる方も多いようです。
わからないことがあると怖さや不安などを感じてしまいますよね。
実際に借りる場合、すべて自分でしなければならないため、大変さや不安を感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、最近は、金利の魅力から、ネット銀行で住宅ローンを借り入れる方が増えています。
それに伴い、手続き方法も、より簡単に、より丁寧になってきているので安心です。
なにより、ほぼ家から出ずに全ての契約が済んでしまうネット銀行の住宅ローンは、これ以外にもたくさんの魅力があります。
そこで、この記事では、「ネット銀行の住宅ローンを利用しよう!」とお考えの方に、手続き方法や注意点などを解説します。
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ネット銀行住宅ローンの仮審査から融資までの一般的な流れ
ネット銀行住宅ローンの仮審査から融資までの一般的な流れを解説します。
銀行によって違いますが、呼び方が違うだけで内容はだいたい同じです。
しかし期間は銀行や時期によって変わってきますので、だいたいの目安として参考にしてください。
仮審査
WEBサイトで内容を入力し仮審査を申し込みます。
仮審査のため、簡単な審査が行われます。仮審査申し込みから結果までにだいたい1営業日~一週間程度と思っておいたらよいでしょう。
最短で即日返答してくれるネット銀行もあります。
銀行によって多少違いますが、仮審査に関しては比較的期間は短いです。この時点で団体信用生命保険やその他保険も一緒に申し込みます。
団信や保険も健康的に問題ないか審査をします。
仮審査と団信や保険の審査両方がおりないと、本審査に移行できません。
そしてどちらも大丈夫であれば、本審査申込と口座開設申込の書類が送られてきます。
本審査
実際に住宅ローンが借りられるかの審査です。
借り審査とは違って最終判断となるため、期間的には仮審査よりは長めにかかります。
本審査の申込書がすべて銀行に届き次第正式に審査が行われます。
おおよそ1週間から10日程度と言われています。早いところでは2~3日程度で審査結果が出るネット銀行もあります。
書類に関しては、自分で用意するものと銀行側からもらって記入するものがあります。
自分で用意できるものは、なるべく早めに用意出来るように前もって動きましょう。
本審査はすべての書類が届いてからになるため、書類が遅れれば遅れるほど本審査への移行も遅れてしまいます。
いざ住宅ローンが適用になったときに、金利が変わってた!なんてことにもなりかねません。
またこの時点で口座開設のカードが簡易書留郵便で届きます。
万が一受け取りが出来ずに銀行へ返送されてしまった場合、口座が閉鎖されてしまう可能性があります。
閉鎖されてしまうと住宅ローンの申し込みも自動的に取り消しになってしまうため注意が必要です。
契約手続
正式な契約手続きになります。
本審査通過後、貸出条件などが記入された案内書が届きますので、内容をすみずみまで確認しましょう。
わからないことがあれば担当の方にきちんと確認し、ここできちんと確認し納得できていないと長い時間付き合わなければならない住宅ローンが辛いものになってしまいます。
その後不動産会社などと借入希望日を決定してください。
物件の引渡日がイコール借入日となるため抵当権設定などきちんと打ち合わせをしましょう。ネット銀行はここで再度の情報登録を行う必要があります。
- 最終手続きとしてWEBサイトより契約内容の確認や修正を含む契約手続き
- 不動産関係の担当者の情報など
- 振込先情報の登録
それぞれ期限が設けられているため、期限内には終わらせられるように早めに行動しましょう。
万が一期限を過ぎてしまった場合、借入希望日に融資が出来ない場合もありますので注意してください。
その後登記の打ち合わせがありますので、ネット銀行指定の司法書士と面談があります。
登記関係書類一式を確認後、署名捺印を行います。
ここで登記費用の案内もあります。
融資
おめでとうございます。
実際に住宅ローンを借りることができました。
ネット銀行指定の司法書士が登記書類の確認が取れた時点で正式手続きとなります。
ネット銀行は契約内容や返済予定がWEBサイトで確認できるため、きちんと契約が出来ているか確認してみましょう。
※ログイン情報や個別登録が必要になりますので注意してください。
この流れは借り換え先の銀行の申し込みから融資までの流れです。
実際には現在の住宅ローンを借りている銀行に対しての手続きや支払い関係などを並行して行わなければなりません。
この現在の住宅ローンの後処理に関しては、新規契約とは違い借り換えの時のみに必要になる手続きです。
ネット銀行住宅ローンの一般的な必要書類
本審査の際に必要になる書類のご説明です。
本審査のご説明にも書いてますが、発行に時間がかかる書類もありますので、可能であれば仮審査に申し込んだ時点で発行依頼だけでもかけておきましょう。
金利は常に変動していますので、対応の迅速さが必要になります。
自分で用意する書類
ご自分の状況を銀行に伝えるために必要な書類です。
- 本人確認書類(住民票・住民票記載事項証明書・在留カード・特別永住者証明書他)
- 所得証明関係書類(源泉徴収票・住民課税証明書・確定申告書・納税証明書他)
- 物件関係書類(売買契約書・重要事項説明書・工事請負契約書・建築確認済証・建築確認申請書・検査済証他)
- 返済予定明細書他(借り換えの場合のみ)
日本に在住で会社に所属して働いている方は、住民票や源泉徴収票など簡単に手に入ります。
外国国籍の方、会社に所属しておらずフリーランスとして働いている方は少々時間がかかる場合がありますので、特に余裕を持って取得するようにしましょう。
ちなみに通常は郵送ですがネット銀行の中には、郵送ではなく書類の写真を撮ってWEBサイトに添付するだけで終わってしまう銀行もあります。
銀行からもらって記入する書類
ローンを申し込むために銀行が用意した書類です。
- ローン借入申込書
- 個人情報関係の書類
- その他必要書類
本審査を申し込んだ時点で送られてきますので、速やかに記入し返送しましょう。
ちなみにネット銀行の中には実際に記入するのではなく、WEBサイト上で入力するだけで終わってしまう銀行もあります。
注意点としてはすべての必要書類がそろってからでないと本審査を受けることが出来ないため、すべてがそろってから送るようにしましょう。
ネット銀行住宅ローンの手続きのメリット
ネット銀行で住宅ローンを申し込みすると色々なメリットがありますが、2つご紹介します。
特に小さな子供がいる方にはうれしいおすすめポイントです。
家にいながらすべてが終わる
もっともシンプルなメリットとしては、WEBサイト及び郵送のやり取りのため、家にいながら全ての契約を済ますことができます。
PCやタブレットがあれば簡単に申込・手続きが済んでしまいます。
先ほども少し書きましたが、書類の郵送がないネット銀行もあり、書類の写真をとってWEBサイトで登録・入力するだけでよい場合もあります。
どこかに出向いたり誰かと面談する必要がありません。
また融資実行後は契約内容や返済予定など詳しい情報をWEBサイトで逐一確認できるのも、ネット銀行の強みと言えるでしょう。
返済残金額が減っていけば、毎月の返済も楽しくなるのではないでしょうか。
シンプルな書類
ネット銀行の場合、郵送で送られてきたものに署名捺印をして返送する銀行とホームページ上の必要箇所に入力するだけで終わる銀行があります。
どちらもメリットデメリットがありますが、共通して言えることは内容がシンプルだということです。
コールセンターなどに電話すれば丁寧に教えてくれますが、対面できちんと教えてくれるわけではないため、自分で署名捺印が済むように必然的に内容はシンプルになります。
またホームページに直接入力する場合は、捺印などが必要ないためさらに簡単になると言えます。
小さな子供がいる家庭ではゆっくりと書類に目を通したり落ち着いて書き物をすることが容易ではありませんよね。
そんな家庭にも対応できるシンプルな書類です。
ネット銀行住宅ローンの手続きのデメリット
ネット銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。
きちんとデメリットを把握し、自分に合うかどうか検討しましょう。
簡単に相談できない
もっともシンプルなデメリットは、なにかわからないことがあっても直接会って聞けないということです。
銀行によっては担当がつくこともありますが、担当がつかないこともあるようです。
その場合はコールセンターにいちいち問い合わせをしないといけないため、聞きにくいと感じてしまうかもしれません。
その場合はなるべく担当をつけて欲しいとお願いをしてみましょう。
担当といえなくてもいつも同じ人と話せていれば多少の不安は解消できるかもしれません。
やり取りがシンプル過ぎて不安
ネット銀行はその名の通り基本はWEBサイトのみのやり取りです。
申し込みに関しても書類のやりとりに関しても人と会うわけではないため、本当にこれで借りれるのだろうかと不安になってしまう場面もあるかもしれません。
万が一不安に感じてしまった時は、きちんと担当なり特定の方と話して不安を解消するようにしましょう。
不安なまま住宅ローンを借りるべきではありません。
どうしても対面できちんと話をしたいという場合は、実際に対面の支店を持っている銀行もありますので安心してください。
その場合注意して頂きたいのが、ネット銀行によってはインターネットでの住宅ローン契約による特別金利となっている場合があります。
インターネット特別金利は対面の支店では適用されないため、対面の支店で契約してしまうと金利が多少高くなってしまいます。
契約内容やネット銀行全体の規定などはそう変わらないはずですので、対面の支店できちんと内容を把握し、契約はWEBサイト上でというのも一つの手かもしれませんね。
【参考】当サイトおすすめの住信SBIネット銀行について
当サイトおすすめの住信SBIネット銀行の住宅ローンも今までご説明したような流れで申込から融資まで完了します。
注意点は2つあります。
- 住信SBIネット銀行は本審査に少し時間がかかるということ。
- WEBサイトだけでなく郵送で書類のやり取りを行う必要があるということ。
しかしほかのネット銀行の住宅ローンより大幅に大変というわけではありません。
住信SBIネット銀行と同じように本審査に時間がかかったり郵送のやり取りが必要な銀行もあります。
それ以上に魅力的な内容がたくさんありますので、是非一度覗いてみてください。
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まとめ
ネット銀行の住宅ローンの一般的な流れについてご説明しました。
これは一般的な流れですので銀行によって違う場合もありますが、だいたいこんな感じと頭に入れておいて差支えありません。
きちんと対面で話したい、契約書もちゃんと対面で教えてほしい、WEBサイト上では不安だという方は向いてないかもしれません。
しかし小さな子供がいるご家庭はどこかの支店に赴き、子供が起きている間にゆっくり話をするなんてほぼ出来ませんよね。
ネット銀行の住宅ローンは、申込から融資まで基本WEBサイト上での手続きですので、時間を選びません。
子供が寝た後にご夫婦やご家族でゆっくり話すのもよいでしょうし、ゆっくり手続きすることも出来ます。
ネット銀行の住宅ローンは小さな子供がいるご家庭にぴったりですので、ぜひ一度検討してみてください。
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