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【子育てママ向け】一般企業経理と会計事務所どちらが良い?簿記2級取得後の転職の考え方

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この記事では、簿記2級を取得している方におすすめの転職先は「一般企業の経理職」と「会計事務所」のどちらが良いのかを、実際に働いている方のリアルな声を元に解説しています。

さて、簿記検定2級を取得している方は、一般企業の経理職にも就職できますし、会計事務所にも勤めることができます。

もちろん、これは「可能である」と言う程度であって、実際の業務は資格保有だけで出来るのではなく、経験を積むことが必要です。

ただ、この記事をご覧の方のように、「簿記2級をお持ちで、経理事務に興味がある方」なら、多くの場合、どの業務でも務まりますので安心してください

ただ、そんな経理職でも、家庭環境によって就労が難しいケースも出ています。

それは「子育て中かどうか」です。

あなたに「小さな子供がいる」というハードルが加わると、しっかりキャリアプランを考えて行動していかないと、「転職しようと思った頃には転職先が見つからず、パートでしか採用されない」という事になりかねません。

そのため、大事なことは「気になったらすぐに情報収集しておく事」が重要ですね。

実際に転職しなくても、準備をしておくだけで、心のゆとりが違います。

それに、簿記2級保有者が選べるキャリアはいくつかあり、子育てママであってもキャリアプランは簡単に作ることができますよ。

そこで今回は、簿記2級取得者が選べるキャリアを始め、会計事務所と一般企業経理の違い・どちらが良いかなどを解説します。

ぜひ、今後のキャリアの方針決めの参考にしてくださいね。

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一般企業経理と会計事務所の仕事内容の違い

  一般企業経理 会計事務所
役割 処理 チェック
修正
必要な知識 商業簿記 税務関連
主な仕事 現金・預金の管理
仕入管理
支払い
売上管理
請求書の発行
領収書の整理
決算業務
税務申告業務
顧客先へ訪問
記帳代行
上記の表でわかるように、一般企業の経理と会計事務所の仕事は全く違います。

一般企業の経理は、自社のお金の動きを日々仕訳入力することを始め、銀行の窓口で振り込み手続き、小口現金の管理などの業務が中心です。

反対に会計事務所の業務は、一般企業の経理が処理をした仕訳入力のチェックを始め、決算や税申告など複雑な業務を企業の代わりに行います。

『記帳代行』という経理業代行サービスもありますが、会計事務所の方針によっては記帳代行サービスはしていないという所もあります。

一般企業経理の処理は間違っていても、会計事務所のチェックが入るので大きなミスに発展しにくいです。

会計事務所は、間違いを正すチェックを入れる側なので、間違いがあってはいけないので、自然と仕事の責任が重くなります。

会計事務所より一般企業経理の方が良い3つの理由

  • 「一般企業経理しかやったことないけれど、会計事務所ってどうなのかな?」
  • 「会計事務所よりも一般企業経理の方が仕事しやすそうに見える」

などのように、どちらか一方の勤務経験しかないと、隣の芝生は青く見えてしまいますよね。

一般企業経理と会計事務所のどちらで働いた方が良いのか悩んでいる方は、一般企業経理の方が良いです

主な理由3つ

  1. 年収平均アップ率が会計事務所よりも高い
  2. 福利厚生の充実度が高い
  3. キャリアアップが可能

それでは1つ1つ具体的にお話していきます。

年収平均アップ率が会計事務所よりも高い

一般企業経理は、初任給月20万円程度で、年収はボーナス込みで300万円が相場でが、経理職から出世して経理部署の管理職になると年収は800万円以上になります。

仮に今、出世コースのない企業に勤めていたとしても、

  • 決算業務を行う
  • 銀行融資との交渉をする
  • 営業と相談して企画・提案する
  • 会計データから系削減や業務改善の提案する

など日常会計業務以外の仕事にも意欲的に取り組み実績を作ることで、昇給が期待できます。

反対に会計事務所の年収の上限は500万円だと思ってください。これ以上年収を上げようとしてもかなり厳しいです。

主な原因は3つ

主な原因は3つ

  1. 資本力がない
  2. ライバルが増える一方なので仕事が増えない
  3. IT化で仕事が減っている

自社製品を売るような会社運営ではないため、会計事務所の資本力はありません。

また、税理士は年々増えていくのでライバルばかりが増え、顧客対象の個人事業主や中小企業は減少傾向にあるので、顧客を増やすのも厳しいです。

そして、IT化が進み仕事が記帳代行などの仕事が減っています。

これらが原因で、会計事務所は収益を伸ばすことができず、結果従業員の給与も上げることができません。

特に、外資系企業の場合は給料が格段に高いので、検討してみても良いでしょうね。子育て中の方でも外資系企業に転職できたケースはたくさんありますよ。

福利厚生の充実度が高い

一概には言えませんが、一般企業の方が福利厚生制度が充実している可能性が高いのは間違いないですね。

と言うより、小さな会計事務所だと、福利厚生制度が全くないケースもザラに存在します。

一般的に会計事務所は、従業員が10人程度の中小零細企業です。

この場合、健康保険や厚生年金に加入せず、従業員各自が国民健康保険や国民年金に加入していて、雇用保険と労災保険しかないという事務所も多いです。

零細企業とは、中小企業のうち特に小規模な企業を指しています。

会計事務所の福利厚生が良くない一番の理由は、師弟制度のなごりがあるからです。

所長は従業員に対して「勉強する環境を与えてやっているのに、その上お金も払っている」などのような考え方を持っていることが多いです。

また、従業員も税理士になって独立することを前提に働いているので、『優秀な人材を確保し続けるために福利厚生を充実させる』という一般企業の考え方とは大きく異なります。

その他に、税理士法人でも節税目的で法人化しただけの個人事務所レベルが多く、福利厚生を充実させられるほど資本力がないというケースが多いようです。

一般企業と会計事務所とでは、資本力や余裕資金の差によって福利厚生の充実度に大きな差が出るのです。

出世やキャリアアップが可能

会計事務所業界は、個々が会計事務所で働きながら学び、税理士の資格を取得したら独立するという流れが一般的です。

そのため、一般企業のような平社員から課長、部長になるといった出世や経理スタッフから財務会計へといったキャリアアップもありません。

反対に、一般企業は、頑張り次第でキャリアアップすることは可能です。

経理のキャリアアップにおすすめの資格3つ

  1. TOEIC
  2. BATIC(国際会計検定)
  3. 経理・財務スキル検定

上記のような英語や国際基準の会計知識、財務の知識などの身につけ磨くことで、キャリアアップに繋げやすいです。部下への教育・指導が上手にできるようになると、管理職への出世も見えてきます。

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【参考】税理士を目指すなら、一般企業より会計事務所に転職するのがベストです!

ここからは参考情報なので、興味のある方のみご覧くださいね。

超難関である税理士ですが、経理職に従事していると資格取得の可能性が見えてきます。

税理士資格を持っていると、もう経済面で困ることはありませんよね。

ただ、圧倒的に難易度が高い税理士資格は、並大抵では合格しません。

そして、今から税理士を目指すのであれば会計事務所に転職しないと始まりません。

会計事務所に転職した方が良い理由3つ

  1. 会計職としての濃い経験を積める
  2. 資格の勉強や通学に協力的な事務所がある
  3. 2年以上働くことで受験資格が得られる

それでは、また1つ1つお話していきますね。

会計職としての濃い経験を積める

この記事で指す『濃い経験』は、以下の通りです。

  • 決算業務を年30回程度できる
  • 担当を持って、任される
  • 独立するための知識が身に就く
  • 独立後の仕事の流れがわかる
会計事務所に勤める一番のメリットは、『決算業務の経験が沢山積めること』です。

経理スタッフだと年1回しかしない決算業務を、年30件程度行うので決算業務の経験数が圧倒的に違います。

経理スタッフは年1回しか行う機会がないので、決算業務の知識を身につけるにはかなりの年数が必要ですが、会計事務所で1~2年務めれば、しっかり決算業務の知識を身に付けることができます。

税理士になる人の殆どが、独立し自分の会計事務所を立ち上げます。

あなたも税理士資格を取得した後、独立し自分の会計事務所を立ち上げるのであれば、自分が所長になり、人を雇い、顧客を増やすための営業活動もしなくてはいけません。

そのため、独立後の仕事の流れや知識を身につけることも、とても重要です。

会計事務所を上手に運営するために、所長としての立ち振る舞いや人の雇い方、従業員との良好な関係の築き方、良い職場の雰囲気作りも学ぶ必要があります。

会計事務所に勤めている間は、これら全てを業務を通じて学ぶことができます。

資格の勉強や通学に協力的

長期的な視点で事務所を大きくしてくことを考えている所長の事務所は、優秀な税理士を確保するために、従業員の税理士の資格取得を応援しています。

優秀な税理士を見つけ自分の事務所で働いてもらうためには、求人広告に費用をかけ続けなければいけません。

しかし、税理士の卵を雇用し、育てれば、求人を出して応募してきた人を面接するより高確率で、優秀な税理士の確保ができるからです。

協力的な事務所の制度例

  • 試験直前から当日まで休暇が取れる
  • 試験当日は必ず休める
  • 通学日は残業なし

ただ、すべての会計事務所が税理士の資格受験に協力的な訳ではないので、しっかり事務所選びをしなくてはいけません。

税理士資格の勉強と仕事を両立しやすい事務所の特徴

  • 税理士資格が複数人いる
  • 従業員が10人以上いる
  • 求人に試験休暇制度について記載がある

2年以上働くことで受験資格が得られる

税理士試に受験資格があることを知らない人もいますが、受験資格あるので知らない人は今ここで知っておきましょう。

参考文献 税理士試験受験資格の概要(国税庁より)

学識や資格による受験資格を満たせていなくても、職歴による受験資格が得られれば、受験することが可能です。

つまり、大学や短大で法律学または経済学を科目以上履修していなくても、会計事務所で2年働くことで受験資格が得られるということです。

受験資格が得られる他に、解らないところは質問できるので勉強も捗ります。

まとめ

「一般企業経理と会計事務所どちらが良いか迷っている」

そんな方は、一般企業経理の職を探すのが賢明ですね。

ご自身のキャリアデザインだけならまだしも、家族やお子さんがいらっしゃるママさんなら、「働き続けられる職場」「条件が整っている職場」を選択肢に入れるべきでしょう。

簿記2級の資格を有効に活かし、素敵な職場を見つけましょうね。

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