子育て中に正社員で働きたい

子持ち主婦が正社員で再就職する具体的な方法を全部解説

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この記事は、読者から寄せられた「出産を機に一度退職したが、産後子育て中にもう一度正社員として就職したい!」と言うお悩みに回答する内容となっており、そのノウハウを詳しく紹介しています。

相談内容

子育てしながら正社員に就きたい!

妊娠出産を機に経理の仕事を退職しましたが、子育てが落ち着いてきたので、もう一度正社員として働きたいと考えています。

今後かかる学費なども考えると給与もしっかり貰いつつ、授業参観やPTA等の行事にはしっかり参加できるようにしたいと思っているので、仕事と子育てを両立できる企業を選びたいです。

そのためにはどうすれば良いでしょうか。

上記のように、「子育てが落ち着いてきてから、将来のために経理の仕事に復帰したい!」という主婦は、すごく多いです。

  • 仕事と育児を両立できる会社を見つけたい!
  • 残業なしで、給与の良い会社を見つけたい!

など会社に求めるものは色々とあると思いますが、『子育て中の主婦の再就職は厳しい』と言われているのが現実です。

再就職自体が難しいので、希望の条件が揃う会社に再就職できる人はほんの一握りです。

  • 年齢が30代
  • ブランクが1年以上ある
  • 子供がまだ小さい

このような条件に当てはまる主婦は、厳しい環境下でも再就職するための対策を練ることが必要です。

でも、安心してください。子育て中の主婦が正社員として転職する方法はいくつか存在します。

そこで今回の記事では、子育て中の主婦が正社員として再就職するための方法を全て解説します。

少し長い記事ですが、必要な情報は全て書かれていますので、ぜひ参考にしてください。

子育て中の主婦の再就職の難易度を上げている3つの理由

「退職する前は、〇年間経理事務の仕事をしていました!」という人でも、数年ぶりに再就職しようとすると、新卒の頃のようにすんなり就職先が決まることは少ないです。

「子供がいるから、再就職が難しいんだ!」と思っているママさんも多いですが、実は、再就職を難しくしているのは子供が理由ではありません。

再就職を難しくしている原因である3つの理由をお話します。

ハローワークメインで就活を行なっているため

「再就職しよう」と思った時に、多くの人が頭に浮かべるのはハローワークだと思いますが、ハローワークでの転職活動はおすすめできません

主な理由は下記の4つです。

  1. セルフサービス制なので、自分の経歴や希望に合った求人が新しく出ても連絡が貰えない。
  2. ハローワークでは常に混んでいるため、求人検索に時間がかかり、効率が悪くなりがち。
  3. 地元企業の求人を多く紹介しているため、地域によっては希望職種が少ないということもある。
  4. 募集要項と実際の求人内容に差異があることが多く、選考が進んでから辞退するケースも増える。

では詳しく解説します。

募集要項と実際の求人内容に差異がある理由

ハローワークでの求人募集は、費用がかからないので、人が常に辞めていくようなブラック企業が継続的に人を集めるのに最も利用する広告媒体です。

そのブラック企業が、実際の求人内容で募集すると応募者が集まらないため、ブラックだと思われないような求人内容で募集をかけるので、内容に差異が生じます。

「求人内容が違ったから」という理由で辞退することは、時間を無駄にするのと同じことです。

再就職というゴールへ近道したいのであれば、ハローワーク中心の就活から、転職支援を無料で行ってくれるエージェント中心の就活に切り替えるべきです。

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条件を欲張りすぎているため

当たり前ですが、希望する条件は、少なければ少ない方が良いです。

決まらない人のほとんどは、希望の条件をいくつも出してしまう人です。

  • 正社員がいい
  • 給与は多ければ多い方がいい
  • 完全週休二日制がいい
  • 休日出勤なしがいい
  • 残業なしがいい
  • ボーナスは1か月分以上がいい

全部の条件が揃っている企業というのは非常に少なく、競争率も非常に高いので、全部の条件が揃っていることにこだわると、いつまでたっても再就職先が決まりません。

『子供の世話をするため、残業や休みを優先する代わりに、給与面は妥協する』『キャリア形成を優先して多少の残業は容認する』など取捨選択をしなければいけません。「これだけは譲れない!」という条件を1~2つだけに絞りましょう。

子供との時間多くとるために、仕事量を抑えたいという方の条件例

  • 完全週休二日制
  • 休日120以上

子供に手がかからないから、バリバリ働きたいという方の条件例

  • 研修や教育制度あり
  • 女性管理職あり
条件は「絶対にここだけは譲れない!」と言うポイントだけに絞っておく方が良いでしょう!

企業の選び方を間違えているため

企業を選ぶ時の基準は、【自分の要望と企業の要望が一致しているか】です。

『自分の要望に合うか合わないか』だけで応募する企業を決める人が多いですが、それだけでは何社応募しても全く採用が決まらないという状況になりかねません。

自分の要望だけでなく、企業側の要望を意識することが大切です。ここでいう【要望】というのは、大きく分けて2つあります。

2種類の要望

  1. 年収・休日の日数・残業の有無・福利厚生などの待遇面
  2. 任される仕事内容

年収・休日の日数・残業の有無・福利厚生などの待遇面

例えば、応募資格に『実務経験あり』と書いてあるなら、考えられるのは下記の2つです。

  • 極力即戦力が欲しい
  • 人手不足で困っている

この場合、『バリバリ働いてくれる人に来て欲しい』という要望を持っている可能性が高いです。そういった企業に「仕事より育児を優先したい」いう方が応募しても、「バリバリ働きたいです」という他の応募者に負けてしまいます。

「仕事より育児を優先したい」という方は、『未経験OK!』『プライベート充実できます!』といった内容で求人を出しているの方が、お互いの要望に一致する可能性が高いです。

このように企業側の要望を読み取って、自分の要望と合うかどうかを考えましょう。

任される仕事内容

初めに『将来どんな風に仕事をしたいのか』という方向性について考えてください。方向性は、以下の2つのタイプから選びましょう。

ゼネラリストタイプ

経理の他に総務なども兼務し、企業の中で大きな役割を持つ。このタイプのニーズがあるのは、中小企業が中心です。ハードルが低めなので、実務経験が浅い方やブランクがあって不安な方におすすめです。

スペシャリストタイプ

財務経理になり、日常のお金の管理だけではなく、資金調達から資金運用、予算管理をする。このタイプのニーズがあるのは、大企業が中心です。

ハードルが高めで、応募条件に『〇年以上経験あり』『決算業務の経験あり』などを設定している求人が多くあります。

この方向性が決まると企業の選ぶ基準がより明確になるので、お互いの要望が一致する企業を見つけやすくなります。

企業側の『ゆくゆくは任せたい仕事』の要望と一致していることをしっかりアピールできるようになるので、面接対策にもなりますよ。

子育て中の主婦のベストな再就職タイミングとその理由

ベストなタイミングは子供が3歳の時期です。

3歳の子供は、身体が丈夫になるので、急な体調不良で迎えに行くこともなくなりますし、食事や着替えなども自分でできるようになるので、ママさんの手が空くようになり余裕が生まれます。

保育園に入園するタイミングとしても、これから社会性が芽生える時期なので「既に友達グループができあがっていて、仲間はずれにされてしまう」といった心配事がありません。

また、友達と遊ぶ楽しさが段々わかるようになるので、子供にとっても3歳からの保育園生活はプラスになります。

共働きするためには、幼稚園ではなく保育園を利用する必要があるので、事前に保育園の情報収集をすることが必要です。保育園探しは、ネット検索する前に役所へ行きましょう。

最初にネットで探してしまうと、制度や施設の種類などの理解もないまま、やみくもに探すことになるからです。

役所でできること

  • 制度や施設の種類などの説明を受けられる
  • 地域の保育園の入園案内を貰える
  • 入園の難易度について聞ける
  • 自分の状況に応じた案内をしてくれる
役所を活用すれば保育園探しが楽になります。

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子育て中の主婦が正社員になるために重要な6つのポイント

企業側の採用基準としては、次の項目をチェックします。

  • 残業を含む勤務可能時間
  • スキル・経験
  • 考えているキャリアプラン
  • 年齢
  • 経歴
  • 人柄

子育て中の主婦には上記に『育児面』が追加され、特に重要視されます。

そのため、子育て中の主婦の再就職にかかせないのは【子供対策】です。

「お子さんが病気の時の対応はどうしますか?」「送り迎えは誰が担当しますか?」などですが、このような子供対策ができれば他の応募者と対等になります。

ただし、それだけで内定を貰うことはできません。さらに少しでも差をつけるために【子供対策+α】をしましょう。

企業側が安心する子供対策を提示すること

企業側は子育て中の主婦に対して抱くイメージは、正直なところマイナスのイメージを持っています。

そんなマイナスイメージを払拭することができれば、他の応募者と同じ土俵に立つことができます。

  • 残業できない(したがらない)
  • 子供が病気になった時、当然のように企業を休む
  • 急に早退する可能性がある

このように企業にとってデメリットとなる部分を払拭しておく、または払拭する努力を伝えることが重要です。

では、どのような方法で企業を納得させることができるのでしょうか。

例えば、次の方法です。

  • 保育園・学童をフル活用する
  • 夫・両親に協力してもらう
  • ファミリーサポートセンターやベビーシッターを利用する

子供が体調不良の時に、自分以外の誰かが子供お世話をすることができる体制があると、企業側は安心します。

実際に利用しているかどうかは問題ではなく、その体制をとっているかどうかが重要です。 ぜひ、今のうちから色々調べておきましょう!

可能なら経理・総務で募集している企業に応募する

小規模な法人は、経理と総務を兼務させる傾向があります。小規模なため給与が月20万円と少なめのことが多いです。

給与にこだわりがなければ、倍率がそこまで高くないので積極的に応募しましょう。

兼務だと必然的に仕事量が増えるので、優先順位やペース配分を考えて仕事する必要がありますが、経理業務の合間にやれば済むような仕事が多く、残業するほどではない企業が多いです。

総務を兼務するメリット

  • 幅広い業務の実務経験を積むことができる
  • キャリアアップとして転職する際に有利になる
  • 総務にキャリアチェンジする道も作れる

兼務する総務の仕事内容

  • 備品の購入や管理
  • 郵便物の受け取りや発送
  • 来客の対応
  • 電話対応
  • 契約の手続き
  • 社会保険などの保険関連の手続き
  • 求人募集の手続き
  • 歓送迎会の手配
未経験でも良いという求人が多いので、「経理の経験はあっても、総務の経験はない」という人でも採用される確率は高いです。

採用されやすい自己PRに工夫する

子育て中の主婦は、育児面で即戦力に欠けると思われがちなので、「子供対策が万全だから、子供を理由にいきなり休む・早退などはしない」といったアピールが必須です。

逆に、『授業参観やPTAなど行事の際は休みをもらいたい』などの要望は、面接で正直に答えてください。

行事やイベントなどは前もって日程がわかるので、仕事に支障を出さないようスケジュールを組む、事前に相談をするなどを約束すると理解が得られるので、採用欲しさに無理をする必要はありません。

次は、強みについてです。下記を参考に、自分の強みについて考えてください。

  • 実務経験の年数と業務内容
  • 前職などの経験から得た活かせるスキル
  • 使用できるExcelの関数
  • 自分の性格と職場での立ち回り方
  • 資格取得などの向上心

どのような人材を希望しているかを求人から推測し、自分の強みと照らし合わせて、どの部分が一致しているのか、明確にしましょう。

資格について補足ですが、求人に資格取得手当の記載があれば、その資格は「入社1年以内に取得します」のように、必ず意欲のある姿勢で取得する旨を自己PRに加えてください。

応募数を増やす

  • 上司が合わない
  • 仕事内容が思っていたものと違う

20代の頃は、上記のような理由で転職が容易にできたのに、30代になってから転職しようとしてもいまくいかないというのはよく聞く話です。この20代と30代の転職難易度の違いは、判断基準の違いです。

20代の判断基準は【期待値の高さ】ですが、30代は【経験値の高さ】で採用が決まります。

そのため企業の求める経験値の高さや、同じ求人に応募したライバルの経験値の高さによって採用選考の結果が大きく左右されてしまいます。

20代よりも30代の転職は難易度が上がるので、数社連続で不採用の連絡が来ても落ち込む必要はありません。

採用の連絡がくるまで、応募し続けましょう。大切なのは『継続』です。『自分の年齢=応募社数』くらいの意気込みで、応募数を増やしてください。

紹介予定派遣を利用する

  • できるだけ早く仕事先を見つけたい
  • 決算業務の実務経験がない
  • 実務経験年数がそんなに長くない

上記に当てはまる方は、応募の幅が広がるために「紹介予定派遣でのエントリー」も並行で行うことをおすすめします。

ポイント

紹介予定派遣とは、派遣期間終了後に、本人と派遣先の両者が希望すれば正社員となる働き方です。

この仕組みは、仕事を早く覚えたり、職場の人としっかりコミュニケーションを取るなどして企業側に「ずっと働いて欲しい」と思わせることができないと、派遣期間終了後に直接雇用の契約を交わすことができません。

つまり、採用が決まっても直接雇用の契約を結ぶまで、気を抜いてはいけないということです。

「大変そう」と思うかもしれませんが、もちろんメリットもあります。

一定期間派遣社員として働くことで、実際の仕事内容や職場の様子を知ることができる実務経験が浅くても、採用が決まる確率が高い紹介予定派遣でしか雰囲気の良し悪しを事前に知ることができないので、職場の雰囲気を重要視している人には特にメリットが大きいです。

また、実務経験の強みがあまりなく、なかなか正社員で再就職できない人でも、派遣期間は自分の頑張りをアピールすることができるので、正社員になれる可能性がグッと上がります。

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転職エージェントに頼る

これまで紹介してきましたが就活を円滑に進めるために、第一に転職エージェントにキャリアプランを相談しに行きましょう。

転職エージェントとは、転職を希望している求職者からのヒアリングをもとに、適切な転職先の判断から採用後の待遇の交渉まで一環として就職活動をサポートしてくれる人材紹介会社のことです。

転職エージェントには、業種別の専門的な知識や多くの成功経験を持つキャリアアドバイザーがいるので、疑問や悩みは全てキャリアアドバイザーに相談しましょう。

相談に行く際に『待遇面と将来どんな風に働きたいか』の2種類の要望を箇条書きにしたメモを用意するとキャリアアドバイザーに伝えやすいです。

あなたの理想の転職先が見つかる可能性が非常に高くなるので、転職エージェントをしっかり活用しましょう。

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子育て中のママの転職サポートに強みがあるオススメの転職エージェント

では、ここで子育て中の主婦の登録が多い転職エージェントを3つ紹介します。

リブズキャリア

リブズキャリア

特徴

  • 女性を全面的に支援する、女性のための転職エージェント
  • 「自宅や保育園の最寄駅に帰りたい時間」から検索できる「帰れる検索」など、独自の条件で求人検索が可能
  • 従業員や管理職の女性比率、育休取得率などの情報を公開
  • 働く女性の活躍を応援する企業からスカウトを受けられる

リブズキャリアの公式サイトはこちら

リクルートエージェント

リクルートエージェント

特徴

  • 年間2万3000名以上の転職支援をし、約37万人の転職成功実績
  • 業界トップクラスの求人件数で、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が10万件以上
  • 求人チェックや選考の進捗管理ができる「Personal Desktop」という独自サービスを提供
  • 在籍するキャリアアドバイザーは、業界トップクラスの約470名

リクルートエージェントの公式サイトはこちら

パソナキャリア

パソナキャリア

特徴

  • スキルやご経験だけのマッチングではなく、志向性や社風との親和性も含めてマッチした転職先を提案
  • 扱っている求人は、取引企業もベンチャーから大企業まで多岐にわたるので、キャリアプランあわせて紹介が可能
  • マンツーマンで面接官の目に留まる志望動機や自己PRなどの書き方をレクチャー
  • 退職交渉のフォローから転職先の入社日の調整など、内定後のサポートもあり

パソナキャリアの公式サイトはこちら

まとめ

子育て中の主婦でも正社員で再就職することは可能です。まず、理想の働き方を実現させるために、専門知識を持ったエージェントに相談するところから始めましょう。

専門知識を持ったエージェントの協力があれば、書類選考の通過率は確実に上がりますし、面接トレーニングも受けられるので、良い印象を与える受け答えができるようになります。

この応募書類と面接対策に加え、ご紹介した6つのポイントを実践すれば、「いつまで経っても再就職先が決まらない」という悩みを抱えることはありません。

子育て主婦の転職に強みがあるエージェントのリブズキャリアの登録は、30秒で完了します。早速登録して、専門知識を持ったエージェントにサポートの申し込みをしましょう。

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