子育て中に正社員で働きたい

正社員への近道はどっち?一般派遣と紹介予定派遣の違いを徹底解説

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  • 小さな子供がいる
  • 専業主婦期間が長い
  • 実務経験が浅い

上記のような主婦の中には、『正社員で働きたいけど、仕事が決まらない」という理由から、派遣やパートで働いている方もいます。派遣のほうが正社員応募よりもハードルが低いので、採用選考を何十社受けても落ちた方の「最後の砦」と言えます。

ただ、『ベテラン派遣切り横行』などがニュースになっているように、一般派遣の雇用の不安定さから、派遣を利用して就業することを躊躇する方もいます。

確かに派遣は企業側から契約更新の意思がないと続けられないという不安定さがあります。

しかし、派遣社員で雇用されることは、悪い話ばかりではありません。

派遣でも契約形態によっては、直接雇用に切り替わり正社員になることができます。

それを「紹介予定派遣」と言います。

もし、あなたが「なかなか再就職が決まらないけど、どうにかして仕事を見つけたい」「ゆくゆくは、正社員になって腰を据えて仕事をしたい」と思っているのであれば、ぜひ直接雇用につながる紹介予定派遣を利用してください。

実際に一般派遣と比べて何が違うのか、詳しくご説明します。

一般派遣と紹介予定派遣の大きな違い2つ

事務職系は、資格よりも実務経験が重視される上に、人気がある職種なので競争率が高く、30代以降の転職・再就職がとても厳しいです。

でも、正社員用求人で就職することが困難であれば、派遣からスタートして正社員を目指す方法も存在します。

派遣の中で代表的な一般派遣と紹介予定派遣の大きな違いは下記の2つです。

  • 派遣の仕組み
  • 契約期間が満了した後

もしあなたが、一般派遣と紹介予定派遣のどちらを利用するかで悩んでいるなら、それぞれ仕組みや違いを理解してから選びましょう。

派遣の仕組み

一般派遣は、仕事を探している人が派遣会社に直接雇用されて、派遣先企業に出勤します。

給与や福利厚生などは直接雇用されている派遣会社からの支給で、派遣会社からは給与や福利厚生の他に、スキルアップの研修といった充実したサポートを受けることができます。派遣先企業からは、仕事の指示を受けるだけのシンプルな関係で、この関係が変わることはありません。

時給制にして残業させない企業が多く、定時で帰宅できます。

そのため、子育てと仕事を両立しやすさを求める主婦の方に人気のある働き方です。

ただ、突然契約更新が止まることも珍しくないので、年齢が上がれば上がるほど不安感が強くなります。若い人の増員があると定年に近い年齢の方の契約更新が止まることも日常的なことです。

長期的に一定の収入がほしい方は、派遣社員での就業を場つなぎと考え、正社員を目指したほうが良いです。

 

メモ

ちなみに、派遣は法律上、契約時に取り決めた仕事しかしてはいけないことになっているので、幅広く経験を積みたい方は事前に派遣会社と相談しましょう。

 

紹介予定派遣は、派遣先企業に直接雇用されることを前提に、一定期間派遣社員として就業します。

派遣期間終了後、お互いが合意した場合、直接雇用に切り替わる働き方です。ここが一般派遣と紹介予定派遣の大きな違いです。

「将来のためにバリバリ働きたい」「安定した企業に長く勤めたい」などと考えているものの正社員応募しても、なかなか仕事が決まらないという方や十分企業のことを把握してから正社員になりたいという相性重視の考え方の人が、この紹介予定派遣を利用しています。

契約期間満了後の転職活動の有無

一般派遣は、基本的に3ヶ月更新を繰り返し最長3年同じ派遣先企業で働きます。

2015年9月30日に執行された改正労働者派遣法が執行され、一般派遣社員でも同じ企業で3年就業したら直接雇用の切り替えが義務付けられましたが、直接雇用を回避するためか、その法案が執行されてから、もうすぐ3年目を迎えるベテランの派遣社員も突然契約の打ち切りが相次いでいるのが最近のニュースです。

このニュースから企業としては、派遣はずっと派遣のまま働いてほしいというような考えがわかるので、一般派遣でも直接雇用の可能性があるとは思わないほうが良いです。契約更新がなかった場合は、再度派遣会社から別の派遣先企業を紹介してもらい、面接を受けるところから再スタートします。

紹介予定派遣は、両者の合意があれば派遣期間終了後、直接雇用に切り替わるので一般派遣のように、契約更新が止まったら新しい職場探しをする必要がありません。

ただ、必ず直接雇用になるわけではないので、企業側からの合意が得られるように仕事に励み、職場の人間関係を良好にしていく努力が必要です。また、職場や上司との相性、仕事内容に不満がありこのまま直接雇用になるのは嫌だと思ったら、直接雇用を辞退することもできます。

一般派遣よりも紹介予定派遣の方が良い3つの理由

一般派遣は、採用選考のハードルが低く、大手企業にも就業できるところがメリットです。すぐに仕事を見つけたい人には一般派遣が最適ですが、下記のような要望を持っている人は、紹介予定派遣の方が適しています。

  • バリバリ働きたい
  • お金をしっかり貯めたい
  • 雇用に対する不安をなくしたい

一般派遣と違い紹介予定派遣には『直接雇用が前提の契約』と話しましたが、さらに深掘りして、直接雇用が前提だからこそ得られるメリットをお話します。

職場や上司との相性が事前にわかる

会社を辞める原因の多くは『上司が気に入らなかった』『同僚や先輩とのコミュニケーションが上手に取れない』など人間関係に関連した不満です。人間関係の悪い職場だと毎日の出勤が憂鬱になってしまうので、できるだけ人間関係の良好な職場を見つけたいところですね。

あなたが企業に『人間関係が良好』『働きやすい環境』などを求めているなら、紹介予定派遣を利用することをおすすめします。

3~6か月の派遣期間で、実際の職場環境を体験し求人ではわからない部分まで把握した上で、入社判断すれば少しでも理想に近い職場を見つけましょう。

チェックポイント

  • 人間関係が良好な職場か
  • 強制参加の飲み会の頻度はどれくらいか
  • 取得できる有給休暇に強制消化はあるか
  • 有給休暇は取りやすいか
  • 女性社員の現状を把握する
  • 小さい子供のいる主婦にとって働きやすい環境か
  • 残業はどの程度あるか
  • 転勤の有無
  • 正社員になるとどのぐらいの仕事量になりそうか

紹介予定派遣の場合、「この職場は合わないな」と思ったら直接雇用の合意をしなければ済む話なので、一度入社したら簡単に辞めることができない正社員応募より安心感があります。

仮に、直接雇用を断っても経歴が増えることもないので、転職・就職活動しやすいです。

正社員になれる確率が高い

紹介予定派遣に対して「本当に直接雇用してもらえるのか」「適当な言い訳をされて直接雇用の合意してもらえないのではないか」などの不安を持っている方もいて、「どのくらいの確率で正社員になれますか」という質問がよくあります。

残念ながら、正確な数字は出せません。なぜなら、お互いのミスマッチ度合いによって合意する・しないの選択が変わってしまうからです。そのため確率を聞いても企業側の採用に対する意欲がどの程度なのか推測することができません。

実際、「職場や上司との相性が悪い」「同じような主婦の人が働きづらそうにしていた」など働きづらい環境だと感じて派遣社員側が辞退するケースもあります。

もちろん、「希望のスキルが不足している」「今後に不安がある」と企業側から雇用を断られるケースもあるので、派遣先企業を気に入ったなら、仕事を早く覚える他に上司や職場の人と良好な関係を作りましょう。

注意ポイント

直接雇用=正社員ではないので、契約社員からのスタートになる可能性もあります。求人にエントリーする前に、必ず派遣期間満了後の雇用が、正社員と契約社員のどちらなのか確認しましょう。

派遣会社が間に入って交渉してくれる

直接雇用に切り替わると給与額や福利厚生が変わります。稀に給与を派遣の時よりも少ない金額で提示されることもあるので、派遣社員として就業する前に直接雇用に切り替わった時の条件を確認しましょう。

ただ、法律上【直接雇用後の就業条件の提示は、派遣として就業する前~就業中に提示すれば良い】とされているので、必ずしも就業前に条件を把握できるわけではありません。「就業前にわからないなんて不親切だ!」と思うかもしれませんが、あなたが企業を精察するように企業もあなたを精察する権利があります。

あなたの仕事ぶりをしっかりと評価する姿勢の現れでもあるので、事前の条件提示がないからといってすぐ候補から外すのではなく、派遣エージェントとよく相談しましょう。

条件に不満がある場合、正社員応募の時は自分で直接交渉しなければいけませんが、紹介予定派遣を利用するなら派遣会社が交渉をしてくれます。話し方に気を付けないと直接雇用の話が白紙になることもあるので、交渉のプロに任せてお互いの要望のすり合わせをしましょう。

正社員応募より紹介予定派遣を利用した方が良い人の特徴2つ

紹介予定派遣・一般派遣・正社員応募などの方法があるなかで、紹介予定派遣を利用した方が良いという方の特徴は2つあります。あなたがこれからお話する2つの特徴のどちらかに当てはまるのであれば紹介予定派遣の利用をおすすめします。

ギャップや求人では記載されない部分に大きな不満を持つ

企業側はできるだけ多くの応募者が集めるために、求人に良い部分しか記載しません。また、口コミサイトにサクラのコメントを掲載している企業もいますし、すぐ人が辞めてしまうブラック企業さえ、『働きやすい環境です!』というキャッチコピーを堂々と記載しているのが現実です。

求人に書いてある通りだったと思える企業はほとんどなく、必ず大なり小なりギャップがあります。そのため「事前にわかっていたら応募しなかったのに」と後悔したことがある人は非常に多いです。転職や再就職で失敗しないために、下記に該当する方は紹介予定派遣を検討しましょう。

  • 上司・先輩が嫌でたまらない
  • 断れない会社の飲み会が多いのが辛い
  • 残業代がでないのに強制的に残業させられる
  • ワンマン経営で意見交換できる場がなく、風通しが非常に悪い
  • 女性社員同士の仲が悪い・派閥があって疲れてしまった

紹介予定派遣を利用する人の中には、このように「社風や職場の雰囲気との相性を確認したい」という方が多く、「利用して良かった」と満足度は高いです。

「長く働きたいからストレスの少ない職場が良い」など環境を重視している方には紹介派遣が向いています。

ブランクが長い・実務経験が浅い

結婚や出産を機に退職した多くの女性が、育児が一段落したタイミングで社会復帰しようと考えます。しかし、主婦の正社員応募は、「すぐに仕事が決まると思っていたのに、なかなか決まらない」と悩む方が多く、かなり厳しいです。

特に実務経験が浅く、2年以上のブランクがある方の正社員採用率は、さらに下がります。事務職は資格より実務経験が評価されるので実務経験が浅いとかなり不利です。

正社員応募で内定が得られない人の「パートやアルバイトで経験を積んでから、正社員を目指したほうが良いですか?」という質問をよく見かけますが、パートやアルバイトで携わる業務範囲では、1~2年実務経験を積んでも説得力がないので、最低3年かかると考えたほうが良いです。

しかし、経験を積むのに3年かかってしまうと、さらに就職先を見つけることが困難になるので、「ゆくゆくは正社員になりたい」と考えているのなら紹介予定派遣を利用したほうが近道と言えます。

実際に紹介予定派遣から入社するまでの流れ

大まかな流れ

  1. 派遣会社に登録
  2. 派遣会社の担当と面談
  3. 紹介予定派遣の求人に応募する
  4. 派遣先企業の面接を受ける
  5. 最長6か月の派遣就業をする
  6. 契約満了、お互いの意思確認の面談
  7. 合意の場合、社員として正式採用される

派遣会社に登録してから仕事内容、就業条件、必要なスキルなどの条件が一致していたらエントリーし、派遣先企業の担当者と面接を受けます。採用が決まればすぐに派遣社員として就業を開始します。

稀に自分が一般派遣と紹介予定派遣のどちらで採用が決まったのかわからないという方がいるので、「紹介予定派遣を希望しています」と派遣エージェントにしっかり意志を伝えてください。

ポイント

案件を選ぶ時は、交通費が別途支給されないので時給だけで比較せず、トータルで判断しましょう。

すぐに希望と一致する求人がなく、新しい求人が出るのを待つのであれば、派遣エージェントに定期的に連絡を入れておくと優先して仕事を紹介して貰えることがあるので、こまめに連絡を取りましょう。

採用率を上げる2つの面接対策

能力の高さと人柄をアピールする

「頑張ります!」といった意気込みをアピールしても採用にはつながりません。業務に活かすことのできるスキルや周りの自分に対する評価が良い所をアピールしていきましょう。

TPOに合わせた服装を選ぶことも重要です。黒のスーツに白のブラウスを組み合わせれ問題ありません。ここで白のブラウスではなく、カットソーなどのカジュアルな服を選んでしまうと採用担当者に「パートの面接に来たのか」とマイナスのイメージを与えてしまうのでくれぐれも気を付けてください。

面接のお馴染みの長所・短所の質問は、(長所)9:(短所)1の割合で答えましょう。解決策まで伝えないと自己解決能力が低いと思われてしまので短所を言った後は必ず、短所をどう克服するかの自己解決策も伝えてください。

長所・短所の質問以外に、最近はストレス発散が上手にできない人が増えている影響からか、「あなたのストレス発散方法は何ですか?」という質問をする企業が増えています。やけ食いや衝動買いなどの発散方法よりも運動や散歩、カフェでのんびりするなど楽しく健康的なストレス発散をしていると答えるのがベストです。

派遣会社のサポートを活用する

  • 「上手にアピールができなかった」
  • 「聞きたいことを聞きそびれてしまった」

上記のように面接の準備を万全にしていても、100%満足できたと思えることは少ないですね。

正社員応募なら自分の力で内定を取りに行かないといけませんが、派遣の場合、派遣エージェントのサポートを受けられるので活用しましょう。一番有効な活用方法は、派遣先企業の採用担当者にフォローの連絡を入れてもらうことです。

面接が終わった後、気になる点や反省点があったら派遣担当者にすべて伝えてください。そうすると、派遣エージェントのほうから派遣先企業の採用担当者にフォローの連絡を入れてもらうことができます。

転職エージェントに自分の人柄がわかるようコミュニケーションを取っておくと、あなたの人柄の良さを伝えてもらえます。

普段からしっかりコミュニケーションを取るように心がけましょう。

まとめ

一般派遣と紹介予定派遣の違いと紹介予定派遣のメリットをお話しました。実際に紹介予定派遣の求人に応募する際は下記の項目を必ずチェックしてください。

  • 直接雇用切り替え後の雇用形態が正社員・契約社員のどちらか
  • 扱い(一般職・総合職)
  • 給与・福利厚生
  • 業務内容

直接雇用が派遣会社から派遣先企業に切り替わるので、何がどう変わるのかしっかり確認してください。特に雇用形態が正社員と限りません。契約社員からスタートするという求人もあるので、必ず直接雇用後の雇用形態はチェックしましょう。

総合職として入社すると転勤がある可能性もあります。転勤ができないのであれば、必ず一般職の希望を伝えてください。

正社員になりたいのであれば紹介予定派遣は、とても効率の良い働き方です。実際に派遣エージェントに登録して、どんな求人があるのか見てみましょう!

 

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