子育て中の女性は、現在勤めている会社の上司や夫から「正社員」への転職を反対されることがあります。
「子供がまだ小さいから、育児に専念して欲しい」
「産休や育休から復帰したばかりだから、無理に働く必要は無いのでは?」
「パートやアルバイトにしたら?」
このように、あなたは会社の上司や夫から「正社員」への転職を反対されて悩んでいませんか?
しかし、子育て中の女性だからと言って、必ずしも「やりたい仕事や夢、キャリア」を諦める必要はありません!
実際、「子育てと正社員の仕事」をうまく両立している女性は、数多くいます。
こちらの記事では、転職エージェント出身の筆者が、子育て中の女性が周囲から「正社員」への転職を反対された時の考え方と対処方法について、お伝えします。
「正社員への転職を考えているのに、周囲に理解を得られない!」と悩んでいるあなたは、ぜひ読んでみて下さいね。
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子育て中の女性が上司から「正社員」への転職を反対される理由
- せっかく育てた人材を手放したくない
- できるだけ人手不足の状態を作りたくない
- 教育・産休・育休など、時間をかけてサポートしてきた「優秀な人材」には働き続けて欲しい
これらは「子育て中の女性が、上司から正社員への転職を反対される理由」です。
あなたが会社側の立場に立ったら「そう考えるのは当たり前」と納得出来ますか…?
それぞれの理由について、詳しく背景や事情説明しますね。
せっかく育てた人材を手放したくないから
会社は、1人の社員に対して莫大な時間やお金を投入し、教育を行います。
それは、将来的に、育てた社員が会社に貢献してくれることを期待しているからです。
もちろん、会社によって「教育方法や教育時間」に違いはありますが、基本的には「社員への教育は、会社に将来貢献してもらうため」と考えて良いでしょう。
他の社員への負担も考えて、会社は「できるだけ人手不足の状態を作りたくない」と考えるから
会社が人手不足の場合も、会社側はあなたの転職に反対することがあります。
あなたが退職する場合、会社は「新しい人材を採用する」必要があります。
既存のメンバーで仕事を回していく場合でも「あなたが今担当している仕事をカバーする」ため、他の人を教育する必要があります。
社内で、配置転換が必要になる場合もあるでしょう。
このように、会社は、他の社員への負担も考えて「できるだけ人手不足の状態を作りたくない」と考えるのです。
教育・産休・育休など、様々なサポートをしてきた「優秀な人材」だから
あなたは入社後、会社や先輩から「教育」を受ける機会があったと思います。
「会社からのサポートがあったからこそ、今の自分がいる」と考えている方もいるのではないでしょうか…?
なお、福利厚生制度の一環「産休・育休」は、あなたが将来、会社に復帰することを見込んでの「サポート」です。
そのため、会社は、教育、産休、育休など何らかのサポートをした社員には、「すぐに会社を辞めてほしくはないし、会社のために働き続けて欲しい」と考えます。
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子育て中の女性が上司から「正社員」への転職を反対された時にすべき3つのこと

次に、子育て中の女性が、上司から「正社員」への転職を反対された時にすべきの3つのことを、お伝えしますね。
- 自分が転職を考える理由とその背景を整理する
- 考え直すように言われた場合は、再度「意志が固まっていること」「本気で考えていること」をハッキリ伝える
- 直属の上司にどうしても納得してもらえない場合は、他の上司・人事に相談する
こちらも、1つずつ解説していきます。
自分が転職を考える理由とその背景を整理する
まずは「自分が転職を考える理由とその背景」を整理しましょう。
できれば、就職活動を始める段階で
「将来的に、自分はどうなりたいのか」
「どのように働いていきたいのか」
「自分のやりたいことは、今の職場では実現できないのか?」
このように、じっくり考えておくことが理想です。
あなたは、どうして転職をしようと思いましたか?何がきっかけで転職活動を始めようと思いましたか?
「自分が転職を考える理由やきっかけ」が曖昧な場合は、時間を確保して、ゆっくり考えてみてくださいね。
考え直すように言われた場合は、再度「意志が固まっていること」「本気で考えていること」をハッキリ伝える
会社があなたのことを「優秀な人材」「手放したくない人材」と考えている場合は、会社から「引き留められる」「考え直すように説得される」ことがあります。
「転職について考え直してほしい」
「待遇の問題・ポジションの問題で、会社に対して不満があるのであれば、改善する」
会社としては「優秀な人に残って欲しい!」と考えるのは当たり前です。
しかし、会社にはあなたの転職を止める権利はありません。
もし何度もしつこく引き留められた場合は「すでに意思が固まっていること」「転職に対しては、本気で考えていること」をハッキリ伝えましょう。
直属の上司にどうしても納得してもらえない場合は、他の上司・人事に相談する
転職について「直属の上司」に納得してもらえない場合は、「他の上司」「人事」に相談することも1つの方法です。
できれば、直属の上司に理解され、応援してもらうことは、理想ですよね。
会社で働く、残りの期間も過ごしやすくなります。
しかし、このまま直属の上司に「転職の話をし続けても、話し合いは平行線のまま進む」と感じた場合は、他の上司や人事に相談してみましょう。
何らかのヒントをくれたり、助け舟を出してくれる可能性があります。
子育て中の女性が夫から「正社員」への転職を反対される理由

あなたのご主人が「あなたの正社員への転職」を反対する場合は、「理解してもらうまでに時間がかかる」可能性があります。
ご主人が「あなたの正社員への転職」を反対する理由の中には、あなたからすると「理不尽で、納得のいかない理由」もあるでしょう。
- 妻には、仕事より「家庭」を優先して欲しいと思っているから
- 妻の現在の「仕事、働き方、給与」に満足しているから
- 妻の行動・転職のタイミングを、夫である自分が管理したいから
長年一緒にいる家族でも、もともとは他人です。
考え方が理解できないことがあっても、それは普通です。
しかし、ご主人と100%理解しあえなくても、お互いに歩み寄ることはできるはず。
子育て中のあなたには余裕が無いかもしれませんが、ご主人の立場に立って、気持ちや考えを理解しようとする姿勢も大切です。
これから「ご主人が反対する理由」の背景についても、お伝えしますね。ご主人を説得する上で、参考にしてみてください。
あなたには、仕事より「家庭」を優先して欲しいと思っているから
ご主人は、あなたに対して「仕事より家庭を優先してほしい」と考えている場合があります。
一方で、女性のあなたとしては「女性が外で働くことは普通。夫の考え方は古い。」と思うかもしれません…。
もしかすると、ご主人は、あなたが正社員に転職した場合「家事は誰がやるのか」を心配している可能性もあります。
その場合は「お風呂掃除は土曜日の朝」「食材の購入は日曜日の午前中」など家庭内のルールを提案することで、理解してもらえます。
これは1つの例ですが、あなたが「ご主人の考えや気持ちを理解しようとする姿勢」を意識することで、見えること・見えるものもあります。
ご主人とお互いの気持ちを尊重しあったり、歩み寄って協力し合うことも、あなたが「正社員」に転職する上では大切です。
今のあなたの仕事・働き方・給与に満足しているから
ご主人が「今のあなたの仕事、働き方、給与」に満足している場合、「どうしてわざわざ転職するの?」と、あなたの転職に疑問を持つ可能性があります。
この場合は、ご主人に「あなたの将来のビジョンや夢」を論理的に伝えてみましょう。
男性は、女性に比べて論理的な思考をするタイプが多いと言われています。
「なんとなくそう思う」ではなく、「転職理由」「転職を考えるようになった背景」「将来のビジョン」も分かりやすく伝えましょう。
あなたの行動・転職のタイミングを夫である自分が管理したいから
ご主人が亭主関白タイプの場合は、あなたの行動や転職のタイミングを、「夫である自分が管理したい」と考えている可能性があります。
この場合は、先に転職活動を進めて「結果」が出てから、ご主人と話しあう方法が良いでしょう。
ご主人の意見も大切ですが、あなたが正社員に転職したい!いう気持ちが強いのであれば「自分の気持ち」もを大切にしてくださいね。
もし1人で転職活動を進めることが不安に感じる場合は、転職エージェントを利用しましょう。
転職のプロがあなたの転職活動をサポートしてくれますし「転職に反対している家族について」相談をすることも可能です。
1人で悩まず、周りに頼りながら「前向き」に考えていきましょう。
子育て中の女性が夫から「正社員」への転職を反対された時にすべき3つのこと

子育て中の女性のあなたが夫から「正社員」への転職を反対された場合は、このようなことを意識すると良いでしょう。
- 転職に反対する夫の話を聞いて「夫の考え・気持ち・意見」を整理する
- 「自分の考え・気持ち・意見」「今後どう働きたいか」「夫婦で抱えている問題」についてまとめる
- 夫が冷静な時間帯を選んで、再度話をする
ひとつひとつ、お伝えしていきますね。
転職に反対する夫の話を聞いて「夫の考え・気持ち・意見」を整理する
まずは「あなたの夫は、あなたの転職に反対する理由」について、夫の考え・気持ち・意見に耳を傾けましょう。
イライラしても、感情的にならないことをならないように気をつけてくださいね。
夫の話に耳を傾けて「夫は、どうして転職に反対しているのか?」「何を伝えたら、夫は理解してくれるか?」冷静に考えてみてください。
反対する夫には、何らかの理由があるはずです。
「自分の考え・気持ち・意見」「今後どう働きたいか」「夫婦で抱えている問題」についてまとめる
夫の「考え・気持ち・意見」を聞いた後は、「周囲から反対されても、転職したい!」と思ったか、自分の気持ちを整理しましょう。
「今後どう働いていきたいのか?」
「あなたが働いていく上で、夫婦で抱えている問題は何なのか?」
など、思いつくことを全て、書き出してみませんか?
少し面倒かもしれませんが、早い段階で「夫婦で抱えている問題」を整理しておくことで、あなたが気持ちよく転職活動を進めることができます。
できれば1人の時間を作って、「転職」に対する自分の考え方や気持ちを整理していきましょう。
夫が冷静な時間帯を選んで、再度話をする
あなたの考えや気持ちを整理した後は、夫が冷静の時間帯を選んで、再度話し合いをしましょう。
平日、夫の仕事が忙しい場合や余裕が無さそうな場合は、「休日」「ご飯を食べている時」など、夫が冷静な時間帯を探して話すことをおすすめします。
大丈夫です。焦らず、ゆっくり進めましょう。
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子育て中の女性が周囲に理解を求めながら転職する3つのポイント

では、本気で正社員への転職を考えるあなたに、「周囲に理解を求めながら転職する3つのポイント」もお伝えしますね!
3つのポイントは、こちらです。
- 相手の話にも耳を傾け、自分がどう動きたいのか論理的に考えをまとめる
- 周囲に理解してもらえない場合は、転職活動と並行させながら話し合いを続ける
- 「転職支援のプロ」転職エージェントのキャリアアドバイザーにも相談する
これは、相手が「夫」であっても「会社の上司」であっても、同じことです。
相手の話にも耳を傾け、自分がどう動きたいのか論理的に考えをまとめる
まずは、相手の話にも耳を傾けるようにしましょう。
あなたは「感情的」「一方的」に、自分の意見や考えを話していませんか?
もし、あなたが「周りの人にも応援してほしい、自分の行動を認めて欲しい」と思う場合は、相手の話にも耳を傾けるようにしましょう。
1度耳を傾けて話を聞くことで、「あなたがこれからどう接していけばいいのか」見えてくるものもあるでしょう。
相手の話を聞いた後は「自分がどう動きたいのか」論理的に考えをまとめていきましょう。
周囲に理解してもらえない場合は、転職活動と並行させながら話し合いを続ける
「あなたの転職」について、なかなか、上司や夫に理解していないもらえない場合もあります。
「今すぐ理解してもらおう!」と思っても、相手は人間なので、あなたの想い通りに動いてくれない可能性もあります。
あなた自身も疲れてしまいますよね。
周囲の人が「あなたの転職」に理解を示してくれない場合は、転職活動と並行させながら話し合いを続けましょう。
あなたが行動する姿を見て「そこまで本気なら…」と理解してくれるかもしれません。
または転職先によっては「この会社であればOK!」と応援してくれる可能性もあります。
「転職支援のプロ」転職エージェントのキャリアアドバイザーにも相談する
あなたには「転職支援のプロ」転職エージェントのキャリアアドバイザーにも、相談することをおすすめします。
転職エージェントには、様々な転職事情を抱えた「転職希望者」が登録しています。
あなたと同じように家族や上司から反対を受けている求職者も、たくさんいます。
1人で悩まず「転職支援のプロ」に頼ることも1つの効率的な方法ですよ!
お子さんを育てながら、転職活動をする事は、体力的にも、精神的にもとても疲れます。
1人で悩んだり苦しまずに、「転職支援のプロ」を頼りましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーには「どうすれば、周りの人にも理解してもらえるのか」アドバイスをもらうことも可能です。
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正社員に転職したい子持ち女性が転職エージェントを利用するメリット・デメリット
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まとめ
あなたが転職したいと考えた時、周囲の人に反対されるとは辛いですよね。できれば応援してほしいですよね。
しかし、周囲の人は、あなたのことを心配したり、あなたのことを思って「あなたの転職に反対」している可能性もあります。
どちらにせよ、あなたが相手から逃げずに向き合ってみることで「相手の本当の気持ち」「相手が反対する理由」が分かるでしょう。
そして、うまく転職のプロに頼ることもポイントです。
この記事をご覧になっていただき、「転職エージェントを利用する方法」「転職エージェントのメリット」は、理解いただけましたか?
あなたが転職への第一歩を踏み出そうと考えるなら、まずは「転職エージェント」に話を聞いて、情報収集してみて下さいね!
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あなたのペースで、前向きに転職活動を進めていきましょう!